いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。
赤穂 ひまわり(デンソーアイリス#88)
アウォード【ベスト5/フォワード】初受賞
「これまで以上に、積極的にプレーしたいと思っています」
──初のベスト5受賞です。受賞を知った瞬間はどのような気持ちでしたか?
「ベスト5を目標にしていたわけではありませんが、他にも素晴らしい選手がいる中で選んでいただいたことはうれしく思います」
──コーチ陣からは、どのようなプレーや役割を求められていたのでしょうか?
「プレーでしっかりチームを引っ張るのはもちろんですが、声を出したり、自分からコミュニケーションを取ったりして、チームの牽引役になってほしいと言われていました。そこは、自分でもやらなければいけないと感じていて、少しずつ……。まだまだなのですが、試合中のハドルや練習の時から自分の意見や思ったことを言うようには心がけました。今までは、あまり言葉にしなかったのですが、具体的に伝えたほうが相手もよく理解できますし、プレーも合わせやすくなると実感しています」
──新任のマリーナ・マルコヴィッチヘッドコーチから指導を受け、自信になったことはありますか?
「個人的な自信というより、チームとして自信を得られたと思います。とてもレベルの高いバスケットを要求されますし、それを理解ができたとしてもコートで表現するのは難しい。でも、それを遂行できた時は勝てる、という自信が持てました」
──チーム全体が手応えをつかみかけたシーズンになったわけですね。
「そうだと思います。上手くできた時はいいリズムでプレーができましたし、手応えを感じました。ただ、崩れる時もあったので、それをなくしていくのが次のシーズンの課題だと思います」
──次シーズンに向けた、個人的なテーマは何でしょうか?
「今シーズン(2020-21)はその前のシーズンよりフィールドゴール成功率(FG%)が上がったにもかかわらず、平均得点が下がりました。それは、シュートの本数が少ないから。来シーズンは、FG%を下げないで、平均得点を上げたいと思っています。そのためにも3ポイントシュートの本数や成功率を上げられるように、これまで以上に、積極的にプレーしたいと思っています」
──最後に、ファンの方たちにメッセージをお願いします。
「コロナ禍でファンのみなさんも会場に来ることができなかったかもしれませんが、リモートやSNSなどを通してたくさんの応援やメッセージをいただきました。その有難味を噛みしめることができたシーズンでした。本当にありがとうございました」