いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。
7月19日(月)、2021年度の「Wリーグ新人研修会」をオンラインにて開催いたしました。
この研修は、Wリーグ新人選手と新人マネージャーら新加入のスタッフが対象で、約1日、様々な講義を受けました。
はじめに、河瀨直美会長の挨拶では、バスケットに熱中した中高時代や映画監督として「バスケットの経験が今のキャリアの下支えをしている」などといった話があり、最後は「世界のバスケットボールを愛する人たちの希望になるよう、リーグの脇に控え、みなさんを支えていきたいと思っています。精一杯、素敵なプレーをし、またプレーのみならず素敵な人にもなってください」とエールを送りました。
同様に橋本信雄副会長も「みなさんは選ばれた一部の選手。こういった環境でできる幸せ、誇りと責任をもってWリーグで活躍をしてほしいです」と選手を激励しました。
その後、清野英二専務理事からWリーグの変遷やリーグの掲げる目標を、長崎俊也事務局長からはスポンサーシップについての説明がなされました。
続いて、Bリーグ強化育成グループで日本スポーツマンシップ協会公認SportsmanshipCoachの塚本鋼平氏より「スポーツマンシップ」についての講義。スポーツマンシップの精神である『尊重・勇気・覚悟』といった話があり、午前の部の最後はWリーグ理事で現在は共栄大学女子バスケットボール部監督の楠田香穂里氏(アテネ・オリンピック日本代表/元ジャパンエナジーサンフラワーズ)が選手時代と「コーチライセンス」についての説明をしました。
午後は、「SNS」をテーマに株式会社トレンシスの上田大介氏がSNS使用におけるメリットとデメリットの話や実例をもとにした適切な活用法などの講義。さらにWリーグ理事で元Wリーグプレーヤー(シャンソン化粧品シャンソンVマジック→デンソーアイリス)の中川聴乃氏による「メディアについて」では、実際に中川理事がインタビュアーとなり、取材の受け答えの実技を行いました。
最後は、同じくWリーグ理事の有明葵衣氏(元富士通レッドウェーブ/NPO法人Shape the Dream副代表理事)による「キャリア育成」について。“ゴールデンサークル理論”などを用いた話は、現役選手にとっても興味深い内容となりました。
今回参加した新人選手を含め、第23回Wリーグは10月に開幕します。