Quantcast
Channel: |WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)公式サイト|
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1847

【ゲームプレビュー/3月24・25・26・27・28日】順位が決まるレギュラーシーズン最終週

$
0
0

32425日〉[三菱電機名古屋体育館]※リモート開催
■三菱電機コアラーズ vs. ENEOSサンフラワーズ

32627日〉[アイシン安城地区 希望の丘体育館]
■アイシンウィングス vs. 山梨クィーンビーズ

32728日〉[トッケイセキュリティ平塚総合体育館]
■富士通レッドウェーブ vs. トヨタ自動車アンテロープス
■デンソーアイリス vs. ENEOSサンフラワーズ(27日のみ)

 新型コロナウイルス感染症の影響で試合の中止や日程変更等があったが、第23Wリーグのレギュラーシーズンはいよいよ最終週を迎える。

 最終週は、5日間で7試合を予定。結果いかんで順位が大きく変わるだけに、一試合たりとも見逃せない。

3試合を戦うENEOSは勝ち点をどこまで伸ばせるか

 2425日は三菱電機とENEOSとが対戦。どちらもプレーオフ進出を決めているため、勝ち点を増やし、一つでも順位を上げてプレーオフに臨みたいところ。

 三菱電機は、直近の試合となる31213日のトヨタ自動車戦では2連敗。渡邉亜弥、小菅由香、根本葉瑠乃をコンディション調整やケガで欠き、苦しい状況での戦いとなったが、この2試合では西岡里紗、永井唯菜といった中堅や若手の選手たちが奮闘。試合経験を重ねたことやチームで共通意識を持って最後まで戦い抜いたことは、チーム力向上へとつながるものとなっただろう。



 一方のENEOSは、312日の試合でデンソーに勝利。13日の試合は中止となったものの、12日の試合では3年目の奥山理々嘉が27得点を奪取。梅沢カディシャ樹奈も14得点、8リバウンドという数字を残した。ケガで岡本彩也花、コンディション調整で林咲希と、主軸の2人が欠場した中での勝利は、シーズン終盤に向けての明るい材料に。これまでチームを引っ張ってきた岡本が長期戦線離脱を余儀なくされるが、渡嘉敷来夢、宮崎早織といったリーダーたちはもちろん、若い選手の活躍は、今後の勝敗の行方を決めるかもしれない。

 ENEOSは、三菱電機戦後、間1日を開けて、27日にはデンソー戦に臨む。12日の試合で勝っている相手だけに、ここでも勝ち点2をしっかりと奪いにいく。

 そのデンソーは、逆にリベンジマッチとなる。コロナ禍の影響で、富士通戦は試合不成立となったため、デンソーにとっては、ENEOSとの1試合がレギュラーシーズン最後の試合に。髙田真希、赤穂ひまわりの東京オリンピック組を筆頭に、ガードからセンターまで得点力の高い選手がそろうだけに総合力で圧倒したいところ。また、マリーナ マルコヴィッチヘッドコーチのもと、磨き上げられた堅いディフェンスも必見だ。悲願の優勝に向け、ENEOS戦は是が非でも勝ってプレーオフへ弾みをつけたい。

トヨタ自動車と富士通との一騎打ちやシーズン最終戦を迎えるアイシンと山梨QB

 今週末はプレーオフ進出を決めているトヨタ自動車と富士通も激突する。本来は22627日にベイコム総合体育館(兵庫県尼崎市)にて開催予定のカードだったが、富士通所属選手の1名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認されたため、急遽中止に。その代替えとして32728日に対戦することとなった。

 12月の皇后杯の準々決勝でも対戦している両チーム。このときは、富士通が6255で勝利しているが、当時とは互いにチーム事情も異なる。

 富士通は、町田、篠崎の2本柱はもちろんのこと、パワフルさとしなやかさを持ち合わせるオコエ桃仁花や調子の上がってきた宮澤夕貴らの得点もカギとなるか!? また、内野智香英、内尾聡菜は、得点だけでなくディフェンスなど数字に現れない貢献も大きいオールラウンダーたち。ガードのバックアップを務める岡田英里を含め、機動力を生かしたバスケットで挑みたい。

 全13チーム中、最も平均失点が少ない富士通。自慢のディフェンスで、皇后杯のようにトヨタ自動車の分厚い攻撃を封じることができるかにも注目だ。



 一方のトヨタ自動車は、豊富な選手層を誇り、平均得点ではダントツの1位。ガードからセンターまでそろっており、タイムシェアをしながら40分間をフルスロットルで戦い抜く。

 チームは姉のエブリンと妹のステファニーの馬瓜姉妹が得点源を担い、外角シュートを得意とする三好南穂も勝負強さを見せる。また、好調を維持するのがガードの山本麻衣で、攻防においてハードなプレーでチームを盛り立てている。

 連覇がかかる大事なシーズン。富士通には皇后杯のリベンジをしっかりと果たし、プレーオフへと進みたい。

 さらに、2627日はアイシン vs. 山梨QB2連戦が行われる。どちらもプレーオフ進出はならなかったため、この試合がシーズン最後。ともに今シーズン取り組んできた全てをコート上で発揮したいところだ。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1847

Trending Articles