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ファイナル第1戦 試合後コメント(トヨタ自動車、富士通)

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■トヨタ自動車アンテロープス

ルーカス モンデーロ ヘッドコーチ

「ゲームプランに沿ってプレーしていましたが、前半は感情のコントロールができなかったところがありました。ディフェンスでは簡単なシュートを決められたり、オフェンスリバウンドはリーグでトップなのですが、前半は1本しか取れていませんでした。選手たちは少しプレッシャーを感じていたと思います。
 途中で攻防ともに修正を加えたところ、私たちのペースに持っていくことができたと思います。今日の勝因は、最後の最後までメンタルを強く保ち、しっかり最後まで集中してくれたお陰で、すごく良かったと思います。
 それにベンチプレーヤーもしっかり準備した上でコートに立ってくれましたし、戦ってくれました。チーム全員で最後まで戦ったことも勝因の一つです。最も大事なのは最後まで泥臭くプレーしたことだと思います」

 

#0 馬瓜 エブリン選手

「前半は自分たちのペースでプレーできなかったことで、苦しい時間帯が続いてしまいました。でも、皇后杯や今までの経験から、ちゃんと目を合わせて、自分たちのやるべきことを毎回毎回確認しながら遂行していこうと声をかけ合いました。後半は徐々にそれができた結果、最後は粘り勝ちできたと思います。
 今日の試合は、最後の最後までみんなが集中していて、しっかりとガマンすることができました。それも、一人ひとりがしっかり努力をしていたからだと思います。個々の能力が高いと言われがちですが、みんなが普段の練習から今日の試合のような状況を想定し、努力しているので勝利につながったと思います。
 今日はトヨタ自動車らしくないところがありましたが、それをファンのみなさんが支えていただいたなと思います。みなさんの前でプレーできることに感謝しなければいけないと実感しました。また明日、みなさんの前でトヨタらしいプレーを随所にお見せして、勝利をもぎ取りたいと思います」

 

#33 馬瓜 ステファニー選手

「前半はかなり苦しくて、正直、私も緊張しました。なかなか自分たちのプレーができなくて、皇后杯がフラッシュバックするようなこともありましたが、そこで負けなかったのは自分たちが成長したところだと思います。今日のように負けている展開はなかなかなかったので、今日が(試合に勝ち切れたことで)一番いい経験になりました。
 明日は一人ひとりが吹っ切れるというか、全力でプレーできると思います。ただ、まだトヨタ自動車のバスケットをやり切ったとは言えないと思うので、もっとトヨタ自動車らしさをみなさんにお見せできるように頑張りたいと思います。
 今日は観客席をパッと見たときに、『富士通ファンが多いな』と思ったのですが、トヨタ自動車のファンの方々も最後まで一緒に戦ってくれました。最後は富士通ファンもトヨタファンも楽しんでくださっているなと思えたので、自分自身もすごく楽しかったです」



■富士通レッドウェーブ

BTテーブス ヘッドコーチ

「今日の負けはつらいです。第4クォーターまでは、内容的にオフェンスもディフェンスも良いバスケットができたと思います。それがすべて、第4クォーターの内容で決まってしまいました。相手のシールディフェンスに上手く対応できず、コントロールミスからターンオーバーなどで得点できませんでした。
 ただ、選手たちは最後まで積極的にアタックしてくれました。このような接戦ではもう少し楽に点が取れなければ(明日も)、苦しい戦いになると思います。トヨタ自動車のソハナ選手のシュートが目立ちましたが、どこまで打たせるのか、打たせないのか……すべては守れないので、そこはこれから分析しなければなりません。
 第4クォーターはオフェンスもディフェンスも上手く行かなかったとともいます。それでも勝てるチャンスはあったので、ゲームプランをすべて変える必要はないですが、第4クォーターの修正が必要だと思います」

 

#10 町田 瑠唯選手

「今日のゲームは、出だしは良かったのですが、大事なところで私がイージーシュートやフリースローを決め切れなかったことが敗因だと思います。明日は切り換えて、やりたいと思います。
 特に第4クォーターは、相手がマッチアップを変えて来て、そこをどう攻めるかというのをコート上の5人が迷ってしまいました。いつも通りのオフェンスの流れでできていなかったのかなと思います。
 久々のファイナルで、自分自身楽しみにしていましたし、1戦目の出だしが本当に大事だと思っていました。どれだけ相手にインパクトを与えられるかが大事だと思っていたので、今日の試合の出だしはそれができました。ただ、最後のところ、終わり方が甘かったと思うので、明日はしっかり集中して40分間、自分たちのバスケットができるように頑張りたいと思います」

 

#11 篠崎 澪選手

「今日の試合は中盤以降、インサイドであったり、大事なところでのシュートミス、ターンオーバーが多かったり、判断ミスもありました。そこをもう一度修正して、明日に臨みたいと思います。
 オフェンスは町田選手のコメント通りですが、ディフェンスでも大事なところでシュートを防ぎ切れなかったり、相手の勢いにのまれてしまったり、自分たちも焦ってターンオーバーをしてしまったところもあったと思うので、明日はどういう状況になっても焦らず自分たちのプレーを続けていかなければならないと思っています。
 6年ぶりのファイナルで、私も楽しみにしていました。移籍選手を除けば前回のファイナルを経験しているのが私たちだけで(篠崎と町田)、ファイナルを知っている選手がしっかり引っ張ろうと思っていました。出だしからガンガン行こうとしていたので、そこは上手くいきましたが、明日はどこまでやり切れるかが大事なので40分間やり切りたいと思います」


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