3月31日(月)、4月5日からのセミファイナル開催に先立ち、出場4チームのヘッドコーチ出席の下、記者会見を行いました。
会見でのヘッドコーチのコメントをお届けします。
第1カード JX-ENEOSサンフラワーズvs富士通レッドウェーブ
<JX-ENEOSサンフワラーズ 佐藤清美ヘッドコーチ>
――今シーズン、序盤は順調に勝ち星を重ねたものの、中盤で三菱電機、デンソーに敗戦、トヨタ紡織とは最終的には勝利したものの延長戦にもつれ込むなど、若干不安定さも垣間見えました。また、終盤になってポイントガードの吉田選手がケガで戦線離脱ということになり、チームの立て直しを余儀なくされました。渡嘉敷選手や間宮選手のインサイドは相変わらずの強さを見せていますが、ここまでを振り返って、良かった点・悪かった点を挙げていただけますでしょうか。
(佐藤)今季はナショナルチームの活動があったために開幕ギリギリまでチームとしての練習ができなかったことが、まずひとつ不安定さの原因になったかなと思っています。さらに今季3ポイントシューターとして期待をしていた岡本が開幕前日に疲労骨折が判明、またフロアリーダーの吉田がシーズン途中で前十字靭帯損傷ということになってゲームに出られなくなってしまいました。しかし代わりに出るメンバーもしくはベンチメンバーがその穴を埋めてくれて、取りあえず30勝3敗という成績でレギュラーシーズンを1位通過できたことは非常にうれしく思っていますし、ほっとしています。良かった点と言えば、今言った通り、間宮・渡嘉敷中心とは言いながらも他のメンバーが頑張ってくれたこと、悪かった点で言えば、その二人に頼りすぎてアウトサイドのプレーが少なくなってしまったところがあるので、セミファイナルではそこを修正して臨みたいと思っています。
――シーズンを通して成長したなと思う選手がいましたら挙げてください。
(佐藤)2年目の大沼美琴。唯一全試合スタメン出場をしました。大沼にはセミファイナルもファイナルも期待したいと思っています。
――セミファイナルの対戦は富士通となりました。リーグ戦では最終戦で敗れていますので、意識するところもあるかと思いますが、勝負のポイントはどこになると思われるでしょうか?
(佐藤)富士通さんは、名木さんや三谷さんなど経験のあるベテランがいるということと、若手にもすごくいい選手がいるので、そんなに簡単に勝てることはないと思います。最終ゲームで3ポイントを何本か入れられて、なかなかそれを抑えられなかったところがあるので、その辺を抑えるように取り組んでいきたいと思っています。
――対戦相手の富士通で要注意、警戒したいという選手がいましたら挙げていただけますか。
(佐藤)3ポイントに警戒、ということで山本選手と三谷選手ですね。
――― 最後に、ご自身のチームで期待している選手を挙げていただけますか。
(佐藤)やはり間宮・渡嘉敷に頑張ってもらいたいと思っています。
<富士通レッドウェーブ 藪内夏美ヘッドコーチ>
―――今シーズンは、開幕の連敗から始まって、格下のチームにも敗戦を喫するなど苦戦が続き、最終戦のシャンソン化粧品の敗戦によってギリギリプレーオフ進出が決定しました。藪内ヘッドコーチとしてもご苦労が多かったシーズンであったと思いますが、振り返ってどのように感じられていますでしょうか?
(藪内)開幕の2連敗のことは今でもすごく覚えていますし、途中の下位チームの取りこぼしも、後々勝敗やプレーオフ進出を決めるのに痛かったなと実感していますが、全て何かしらの意味があって起こったことだと思っていますし、負けからたくさん学んだり、それを機にチームをさらに強くしていこうとチーム一丸となれたこともたくさんありました。
―――シーズンを通して成長したなと思う選手を挙げてください。
(藪内)山本千夏です。3ポイントも最終的にランキング1位となりましたし、サブキャプテンとして、自分のプレーとチームを引っ張ることを通して今シーズン成長したのではないかと思っています。
―――対戦するJX-ENEOSとは、最終戦に勝ったことで良いイメージをもってセミファイナルに臨めるのではないかと思いますが、チームとしてはどこにポイントを置かれていますか?
(藪内)最終戦で勝てたということはとてもチームにとっていい流れができたのではないかと思っています。しかしJX-ENEOSさんはチャンピオンチームですので、じゃあ次も簡単に、というようには絶対にいかないと思っていますので、毎日毎日どうやって倒していこうかということを一生懸命考えて練習しています。インサイドでは間宮・渡嘉敷選手がいますし、アウトサイドでは岡本選手が3ポイントを決めてきますので、どこかを止めるとどこかでやられてしまうという感じですが、何とか知恵を絞っていい戦いができるようにと思っています。
―――対戦相手のJX-ENEOSで要注意、警戒したいという選手がいましたら挙げていただけますか。
(藪内)やはり、間宮・渡嘉敷選手のインサイドの二人の選手です。
―――最後に、ご自身のチームで期待している選手を挙げていただけますか。
(藪内)うちのインサイド陣は中で得点を取ることは厳しいと思いますので、フォワードの山本・名木の両選手に頑張ってほしいと思っています。
会見でのヘッドコーチのコメントをお届けします。
第1カード JX-ENEOSサンフラワーズvs富士通レッドウェーブ
<JX-ENEOSサンフワラーズ 佐藤清美ヘッドコーチ>
――今シーズン、序盤は順調に勝ち星を重ねたものの、中盤で三菱電機、デンソーに敗戦、トヨタ紡織とは最終的には勝利したものの延長戦にもつれ込むなど、若干不安定さも垣間見えました。また、終盤になってポイントガードの吉田選手がケガで戦線離脱ということになり、チームの立て直しを余儀なくされました。渡嘉敷選手や間宮選手のインサイドは相変わらずの強さを見せていますが、ここまでを振り返って、良かった点・悪かった点を挙げていただけますでしょうか。
(佐藤)今季はナショナルチームの活動があったために開幕ギリギリまでチームとしての練習ができなかったことが、まずひとつ不安定さの原因になったかなと思っています。さらに今季3ポイントシューターとして期待をしていた岡本が開幕前日に疲労骨折が判明、またフロアリーダーの吉田がシーズン途中で前十字靭帯損傷ということになってゲームに出られなくなってしまいました。しかし代わりに出るメンバーもしくはベンチメンバーがその穴を埋めてくれて、取りあえず30勝3敗という成績でレギュラーシーズンを1位通過できたことは非常にうれしく思っていますし、ほっとしています。良かった点と言えば、今言った通り、間宮・渡嘉敷中心とは言いながらも他のメンバーが頑張ってくれたこと、悪かった点で言えば、その二人に頼りすぎてアウトサイドのプレーが少なくなってしまったところがあるので、セミファイナルではそこを修正して臨みたいと思っています。
――シーズンを通して成長したなと思う選手がいましたら挙げてください。
(佐藤)2年目の大沼美琴。唯一全試合スタメン出場をしました。大沼にはセミファイナルもファイナルも期待したいと思っています。
――セミファイナルの対戦は富士通となりました。リーグ戦では最終戦で敗れていますので、意識するところもあるかと思いますが、勝負のポイントはどこになると思われるでしょうか?
(佐藤)富士通さんは、名木さんや三谷さんなど経験のあるベテランがいるということと、若手にもすごくいい選手がいるので、そんなに簡単に勝てることはないと思います。最終ゲームで3ポイントを何本か入れられて、なかなかそれを抑えられなかったところがあるので、その辺を抑えるように取り組んでいきたいと思っています。
――対戦相手の富士通で要注意、警戒したいという選手がいましたら挙げていただけますか。
(佐藤)3ポイントに警戒、ということで山本選手と三谷選手ですね。
――― 最後に、ご自身のチームで期待している選手を挙げていただけますか。
(佐藤)やはり間宮・渡嘉敷に頑張ってもらいたいと思っています。
<富士通レッドウェーブ 藪内夏美ヘッドコーチ>
―――今シーズンは、開幕の連敗から始まって、格下のチームにも敗戦を喫するなど苦戦が続き、最終戦のシャンソン化粧品の敗戦によってギリギリプレーオフ進出が決定しました。藪内ヘッドコーチとしてもご苦労が多かったシーズンであったと思いますが、振り返ってどのように感じられていますでしょうか?
(藪内)開幕の2連敗のことは今でもすごく覚えていますし、途中の下位チームの取りこぼしも、後々勝敗やプレーオフ進出を決めるのに痛かったなと実感していますが、全て何かしらの意味があって起こったことだと思っていますし、負けからたくさん学んだり、それを機にチームをさらに強くしていこうとチーム一丸となれたこともたくさんありました。
―――シーズンを通して成長したなと思う選手を挙げてください。
(藪内)山本千夏です。3ポイントも最終的にランキング1位となりましたし、サブキャプテンとして、自分のプレーとチームを引っ張ることを通して今シーズン成長したのではないかと思っています。
―――対戦するJX-ENEOSとは、最終戦に勝ったことで良いイメージをもってセミファイナルに臨めるのではないかと思いますが、チームとしてはどこにポイントを置かれていますか?
(藪内)最終戦で勝てたということはとてもチームにとっていい流れができたのではないかと思っています。しかしJX-ENEOSさんはチャンピオンチームですので、じゃあ次も簡単に、というようには絶対にいかないと思っていますので、毎日毎日どうやって倒していこうかということを一生懸命考えて練習しています。インサイドでは間宮・渡嘉敷選手がいますし、アウトサイドでは岡本選手が3ポイントを決めてきますので、どこかを止めるとどこかでやられてしまうという感じですが、何とか知恵を絞っていい戦いができるようにと思っています。
―――対戦相手のJX-ENEOSで要注意、警戒したいという選手がいましたら挙げていただけますか。
(藪内)やはり、間宮・渡嘉敷選手のインサイドの二人の選手です。
―――最後に、ご自身のチームで期待している選手を挙げていただけますか。
(藪内)うちのインサイド陣は中で得点を取ることは厳しいと思いますので、フォワードの山本・名木の両選手に頑張ってほしいと思っています。