いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第23回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰者それぞれに2021-22シーズンを振り返ってもらいました。
髙田 真希
アウォード【レギュラーシーズン ベスト5/C】 6年連続10回目
リーダーズ【得点】 2年連続8回目
──東京オリンピックで銀メダルを獲得して迎えたシーズンはどんな心境でしたか？
「目標は日本一でしたし、そのために一戦一戦全力でプレーしました。そこは毎年同じですし、毎試合変わりません。『勝つ』気持ちで臨みましたし、会場にたくさんの方が足を運んでくださったのですごくモチベーションが上がりました。
そんなみなさんに、『もう一度、会場で観たいな』そう思っていただけるようなパフォーマンスをしたいなと、（今まで以上に）熱い気持ちになりました。そういう気持ちで戦えたと思います。」
──シーズン前、コンディション調整に不安はなかったですか？
「少し時間があったので、リフレッシュできました。取材やＴＶ出演など、バスケ以外のことで自分の露出が増えたので、そこを入口にしてバスケットも観ていただきたいと思っていました。それは良いパフォーマンスプレーをしてこそなので、しっかり練習に取り組まなければなりません。課題もたくさんあり、いろいろなことをやることで不安というよりも、モチベーションがさらに上がったと感じています。」
──コロナ禍で難しいシーズンだったと思いますが。
「どんな状況でも、勝てる準備ができていなかったと思いますし、本当に自分たちには足りない部分がある。自分たち一人ひとりがしっかりとした力を持っていれば勝利できると思っているので、勝つための準備がまだまだ足りなかったのかな、と思っています。」
──シーズンベスト5は個人の受賞になりますが、感想はいかがでしょうか？
「ベスト5に関しては選んでいただいた結果で、シーズンを通していいパフォーマンスが発揮できたのは、たくさんのファンに観ていただいたお陰だと感じています。そういった意味では選んでいただけたのは、みなさんがモチベーションを上げてくださったからだと感謝しています。」
──得点王に関しては、まだ脅かされる若手に負けていられない？
「毎年同じコメントをしていると思いますが、上位チームには突出した得点を記録する選手は少ないと思います。全員がまんべんなく得点できるチームが一番強いと思っています。もちろん、自分の役割はしっかり果たしながらですけど、他の選手たちも点を取ることによって、対戦相手にとってはさらに守りにくいチームになれると思います。自分の役割はしっかり果たした結果、得点王のタイトルが付いてきただけ、そう受け止めています。」