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【ゲームプレビュー/12月23、24、25日】冬のアリーナを熱くするクリスマス・マッチ

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122324日〉
■東京羽田ヴィッキーズ vs. ENEOSサンフラワーズ(港区スポーツセンター)

 

122425日〉
■トヨタ自動車アンテロープス vs. 山梨クィーンビーズ(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
■富士通レッドウェーブ vs. 三菱電機コアラーズ(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
■姫路イーグレッツ vs. シャンソン化粧品シャンソンVマジック(ヴィクトリーナ・ウインク体育館)
■日立ハイテククーガーズ vs. プレステージ・インターナショナル アランマーレ(ひたちなか市総合体育館)
■デンソーアイリス vs. トヨタ紡織サンシャインラビッツ(ウィングアリーナ刈谷)
■新潟アルビレックスBBラビッツ vs. アイシンウィングス(新潟市鳥屋野総合体育館)

 

 ENEOSが皇后杯10連覇を達成した興奮も冷めやらぬまま、1223日からWリーグが再開する。

 ホームコートの港区スポーツセンターにてENEOSを迎え撃つのは、東京羽田ヴィッキーズ。Wリーグでは8試合を戦って26敗と苦しんでいるだけに、本橋菜子、鷹のはし公歌、軸丸ひかるといった機動力のあるガード陣を中心に、ENEOSのディフェンスをかき回したい。

 対するENEOSWリーグでは8試合を終えてすでに3敗を喫しており、負けは絶対に避けたいところ。渡嘉敷来夢を中心に皇后杯優勝の勢いをWリーグへとつなげる。


 第4週に続いて本拠地にて試合を行う姫路はシャンソンと対戦。第4週ではアイシンに高得点を与えて2敗となったが、最後までタフに戦い抜いた。シャンソン戦でも点取り屋の白崎みなみを筆頭に、相手に臆することなく向かっていく。

 一方のシャンソンは、皇后杯ではベスト8入りを逃しており、また第4週ではデンソーに2敗。連敗を断ち切るためにも姫路との2連戦は大事な意味を持つだろう。


 茨城県のひたちなか市では3シーズンぶりに日立ハイテクのホームゲームが行われる。対戦するアランマーレ秋田は第4週で東京羽田から1勝を奪っており、勢いには乗らせたくないチーム。ただ、日立ハイテクも第4週では富士通に2戦目で勝利しており、好調を維持したままホームゲームでの連勝を目指す。


 ウィングアリーナ刈谷では、同じ愛知県刈谷市を本拠地とするデンソーとトヨタ紡織が激突。皇后杯で準優勝のデンソーは、髙田真希、赤穂さくら、赤穂ひまわりの高さが強烈で、特に赤穂姉妹の積極的な攻めも目立つ。また、皇后杯で健闘したガードの高橋未来も面白い存在だ。

 対するトヨタ紡織は、皇后杯では主力数名を体調不良で欠いての戦いで苦しんだ分、デンソー戦で大暴れしたい。エースの東藤なな子やポイントゲッターの加藤優希といった主軸に加えて、皇后杯で活躍を見せたルーキーの伊波美空にも注目。この対戦は、どちらも若きガードが勝敗のカギを握るかもしれない。


 新潟では、新潟とアイシンが対戦。両チームともプレーオフ進出に向けて負けられない戦いとなる。新潟は、第4週でトヨタ自動車に敗れはしたものの、2戦目は最後まで喰らいつく戦いを見せた。アイシン戦でも北川尚美、中村華祈ら得点源の選手たちの働きに期待がかかる。

 第4週で姫路に大勝したアイシンは、選手個々が持ち味を発揮し、バランスよく得点を挙げている。キャプテンで司令塔の酒井彩等を起点に敵地での連勝を狙う。


 トッケイセキュリティ平塚総合体育館では『トヨタ自動車 vs. 山梨』と『富士通 vs. 三菱電機』の2試合が行われる。

 トヨタ自動車は、皇后杯では準決勝で姿を消しただけに、Wリーグでは3連覇に向けて、仕切り直したいところ。一方の山梨は、第3週で富士通から1勝をもぎ取ったように、虎視眈々とチャンスを伺っている。

 トヨタ自動車と同じく皇后杯ではベスト4となった富士通は、主力のケガなどで苦しいチーム事情だが、赤木里帆、藤本愛妃らが皇后杯を通して成長しており、三菱電機では総合力で挑む。

 逆に三菱電機も自慢のチーム力を武器にWリーグでは6連勝中。絶対的エースの渡邉亜弥を起点に、連勝街道をひた走るか!? この一戦は、僅差の戦いとなりそうだ。

 

 年の瀬となり、寒さも本格的になってきた。だが、3日間にわたるクリスマス・マッチは、その寒さを吹き飛ばすような熱い戦いに期待したい。



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