〈2月24日〉
■東京羽田ヴィッキーズ vs.デンソーアイリス(大田区総合体育館)
〈2月25日〉
■東京羽田ヴィッキーズ vs.デンソーアイリス(大田区総合体育館)
■山梨クィーンビーズvs. 姫路イーグレッツ(山梨市民総合体育館)
■日立ハイテククーガーズvs.三菱電機コアラーズ(飯塚第1体育館)
■ENEOSサンフラワーズvs.新潟アルビレックスBBラビッツ(柏市中央体育館)
■トヨタ紡織サンシャインラビッツvs. トヨタ自動車アンテロープス(ウィングアリーナ刈谷)
■富士通レッドウェーブvs. シャンソン化粧品シャンソンVマジック(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
■アイシンウィングスvs.プレステージ・インターナショナルアランマーレ(碧南市臨海体育館)
〈2月26日〉
■山梨クィーンビーズ vs. 姫路イーグレッツ(山梨市民総合体育館)
■日立ハイテククーガーズ vs. 三菱電機コアラーズ(大牟田市民体育館)
■ENEOSサンフラワーズvs.新潟アルビレックスBBラビッツ(柏市中央体育館)
■トヨタ紡織サンシャインラビッツvs. トヨタ自動車アンテロープス(ウィングアリーナ刈谷)
■富士通レッドウェーブvs. シャンソン化粧品シャンソンVマジック(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
■アイシンウィングスvs.プレステージ・インターナショナルアランマーレ(碧南市臨海体育館)
2月19日のデンソーと新潟との試合を終えて、全14チームがレギュラーシーズン18試合を終了。各チーム、レギュラーシーズンは残り8試合となった。なお、すでにトヨタ自動車、三菱電機、デンソーの3チームがプレーオフ進出を決定している。
残り5枠のプレーオフ争いも気になる中、レギュラーシーズン第10週ではトヨタ紡織とトヨタ自動車との対戦に注目してみたい。
プレーオフ進出へ一番乗りとなったトヨタ自動車は、今シーズンより指揮を執る大神雄子ヘッドコーチのもと、ここまで敗れた試合はENEOSとの開幕2連戦の2戦目のみ。それ以降は16連勝で17勝1敗の勝ち点35をマークしている。
ポイントガードの川井麻衣、パワーフォワードの馬瓜ステファニー、そしてセンターの梅沢カディシャ樹奈は、全18試合にスターターとして出場。190センチの高さを生かした梅沢は、得点とリバウンドでチーム一の数字叩き出している。また、梅沢に次ぐ得点源となっている馬瓜は、スティールなどディフェンス面での貢献も大きい。そして川井もスティールではリーグ全体の1位につけており(2月19日現在/2位は馬瓜)、こちらも強気のオフェンスとともにディフェンスでもチームを引っ張っている。
また16試合に出場し、いずれもスターターを担っている司令塔の山本麻衣も、得意とする3ポイントシュートなどでチームをけん引。他にもシュート力に定評のある平下愛佳やオールラウンダーの宮下希保、スピードあふれるプレーを披露する梅木千夏らバックアップ陣もアグレッシブな動きで盛り立てている。
それでもトヨタ紡織には、先シーズンにあたる2021-22シーズンをはじめ、2019-20シーズン、2018-19シーズンと、過去3シーズンで2戦のうち一敗を喫している。それだけに、今シーズンの対戦では2試合ともに白星を奪い、プレーオフへと弾みを付けたい。
対するトヨタ紡織は2月19日時点で12勝6敗。勝ち点30で5位につけている。日本代表でも主軸を担う東藤なな子を中心に、坂本美樹、平末明日香といった機動力あるガード陣が速い攻撃を仕掛ける。また、得点源を担う加藤優希や外角シュートを得意とする飯島早紀といった選手たちも積極的なプレーを見せている。
そして何より、トヨタ自動車から今シーズン移籍で加入した河村美幸の存在は大きく、得点とリバウンドはチームで一番。Wリーグ優勝など、キャリア豊富なベテランは安定したプレーに加えて精神的にもチームを支えている。
トヨタ紡織は、1月21、22日の試合でシャンソンに連敗を喫しているだけに、トヨタ自動車戦で連敗を食い止めたいところ。ここまでチームの失点は1試合平均58.5点とリーグ1位。リーグ屈指の強固なディフェンスを武器に一試合平均得点が85.7点で、14チームの中で一番の攻撃力を誇るトヨタ自動車を封じたい。
第10週でWリーグ2連覇中のトヨタ自動車戦、続く第11週では昨シーズン準優勝の富士通との対戦が控えているトヨタ紡織。2月はチームにとってもレギュラーシーズンの正念場となる。
加えてトヨタ自動車戦は、チームの本拠地である刈谷市で開催されるため、トヨタ紡織にとっては地元の応援をプラスに変えて連勝を狙う。