〈3月4日〉
■日立ハイテククーガーズ vs. デンソーアイリス(大浜だいしんアリーナ)
■アイシンウィングス vs. ENEOSサンフラワーズ(大浜だいしんアリーナ)
■トヨタ自動車アンテロープス vs. 三菱電機コアラーズ(雲仙市小浜体育館)
■プレステージ・インターナショナル アランマーレ vs.シャンソン化粧品シャンソンVマジック(一関市総合体育館)
■姫路イーグレッツ vs. 東京羽田ヴィッキーズ(ヴィクトリーナ・ウインク体育館)
■トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs. 富士通レッドウェーブ(バルドラール浦安アリーナ[浦安市総合体育館])
■新潟アルビレックスBBラビッツ vs. 山梨クィーンビーズ(村松体育館 さくらアリーナ)
〈3月5日〉
■日立ハイテククーガーズ vs. デンソーアイリス(大浜だいしんアリーナ)
■アイシンウィングス vs. ENEOSサンフラワーズ(大浜だいしんアリーナ)
■トヨタ自動車アンテロープス vs. 三菱電機コアラーズ(佐世保市体育文化館)
■プレステージ・インターナショナル アランマーレ vs.シャンソン化粧品シャンソンVマジック(一関市総合体育館)
■姫路イーグレッツ vs. 東京羽田ヴィッキーズ(ヴィクトリーナ・ウインク体育館)
■トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs. 富士通レッドウェーブ(バルドラール浦安アリーナ[浦安市総合体育館])
■新潟アルビレックスBBラビッツ vs. 山梨クィーンビーズ(村松体育館 さくらアリーナ)
2月24日〜2月26日に行われた第10週の試合を経て、ENEOSがプレーオフ進出を決定。これでプレーオフ進出はトヨタ自動車、三菱電機、デンソーに加えてENEOSと、4チームになった。8チームに与えられる出場権はあと4つ。レギュラーシーズンはどのチームも残り6試合となっており、順位争いは佳境を迎える。
勝ち点34で4位のENEOSの後ろにつけるのが、勝ち点33の富士通(5位)とトヨタ紡織(6位)。現状、プレーオフ進出に手が届きそうな位置にいるため、どちらも第11週の2連戦を勝ってプレーオフ進出を決めたい。
だが、第11週ではこの2チームの直接対決に。実力が拮抗する同士の対戦は、星のつぶしあいが予想される。トヨタ紡織は自慢のチームディフェンスで失点を少なく抑えることができるか!? 一方の富士通は持ち味である速い攻めと3ポイントシュートで勝機をつかむのか!? 注目の一戦は2試合ともに千葉県浦安市にて行われる。
さらに第11週での必見カードは『アランマーレ秋田 vs. シャンソン』。シャンソンは勝ち点31で7位、アランマーレ秋田は勝ち点28の9位。9位といえど、アランマーレ秋田にもプレーオフ進出の可能性はある。
Wリーグ参入2年目で快挙を狙うアランマーレ秋田は、1勝1敗とした前週のアイシン戦では髙橋悠佳が2試合ともに2ケタ得点と奮起。1戦目で試合終了間際に勝利を呼び込むブザービーターを決めた嘉数唯やキャプテンの平松飛鳥らも積極的な攻めを見せており、残り試合も粘りのバスケットで戦い抜く。
対するシャンソンは、前週の富士通戦では1戦目こそ104失点で大敗を喫したが、翌日の2戦目では見事に白星を獲得。その2戦目では金田愛奈や知名祐里ら若手選手が気を吐き、アーリーエントリーで加入しているイソジェ ウチェも20得点10リウバウンドの活躍を見せた。また、チーム全体でも47.6%と高い確率で3ポイントシュートを沈めて勝利を手繰り寄せた。
一つの勝ち負けで順位が変動し、置かれる状況が変わるレギュラーシーズン終盤。アランマーレ秋田にとっても、シャンソンにとっても、第11週はプレーオフ争いの大きなカギを握る2試合となりそうだ。
勝ち点30で8位につける日立ハイテクはプレーオフ出場圏内に入っているものの、9位のアランマーレ秋田が勝ち点28、10位のアイシンも勝ち点27と大きな差はない。そのため、第11週のデンソー、そしてその後の姫路、新潟戦と、星を落とすことのできない試合が続く。それは追いかけるアイシンも同様で、まずは第11週で対戦する皇后杯覇者・ENEOSを相手にチームディフェンスで立ち向かいたい。
すでにプレーオフの出場権を手にしているトヨタ自動車、デンソー、三菱電機、ENEOSも、レギュラーシーズンの順位によってプレーオフの組み合わせが変わってくるだけに、一つでも多く勝って終えたいところ。また、プレーオフ進出を逃した山梨QB、東京羽田、姫路、新潟は今シーズンの集大成を残り6試合でしっかりと披露したい。
なお、第11週は3月8日の『国際女性デー』に向け、全チームの選手が特別にデザインされたTシャツを着用。試合ではオリジナルロゴが刻印された試合球が使用され、会場ではARを使った写真撮影が可能なチラシの配布も予定されている。