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4月11日、プレーオフ・ファイナルで対戦するトヨタ自動車 アンテロープス、ENEOSサンフラワーズの選手がオンラインの記者会見を行いました。
3連覇を目指すトヨタ自動車と、4年ぶり17回目の優勝を目指すENEOSが対戦するファイナルは熱戦必至。
トヨタ自動車の川井 麻衣選手、馬瓜 ステファニー選手、ENEOSの渡嘉敷 来夢選手、林 咲希選手がセミファイナルの戦いをふり返りながら、ファイナルへの意気込みを語りました。
ファイナルは、セミファイナルに引き続き武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(東京都調布市)で行われます。
アリーナは熱気に包まれること間違いありません。シーズン最後の大一番にどうぞご期待ください。
【ENEOSサンフラワーズvsトヨタ自動車 アンテロープス】
ENEOSサンフラワーズ
#10 渡嘉敷 来夢 キャプテン
「デンソーとのセミファイナルは、2試合とも本当にタフな試合だったんですけど、しっかりと勝ち切ることができて良かったと思います。自分自身、ケガなどもあって久しぶりのファイナルの舞台なので楽しみたいなと思います。
ENEOSというのは伝統のあるチームで、1つ勝った(皇后杯)だけでは優勝と思ってもらえなくて、二冠を獲って初めて『おめでとう』みたいな雰囲気になるんです。皇后杯は勝てたんですけどリーグ制覇となるのが4年ぶり。皇后杯だけではもの足りないので、絶対に勝たなければいけないし、絶対に勝ちたいし、優勝します。やるだけです!」
#14 林 咲希
「セミファイナルはリードされる展開の中で、苦しい瞬間も正直あったんですけど、最後に勝つということに対しては、誰1人ブレることなく戦った結果がセミファイナル進出につながったと思っています。
(SFは)自分は何もできなかったので、優勝という目標に対して、自分のできることで貢献して、まずは今週末の試合を、全員で勝ちに行きたいです。
トヨタ自動車さんは特にインサイドの部分で、はるかに自分たちより強いと思うので、そこをみんなでどうやって守るのか。それはレギュラーシーズンの対戦でも感じたことなので、1週間の練習で対策して試合に臨みたいと思います。」
トヨタ自動車 アンテロープス
#3 馬瓜 ステファニー キャプテン
「私たちはセミファイナルからの出場で、ちょっと硬くなるかなと思ったんですけど、1人1人がしっかり仕事をこなして、意識を高く保てたので最後まで強く戦えたと思います。ENEOSはチームとしての力が強く、個々の能力が高いので、私たちはしっかりとチームで守って、チームで攻めることを忘れずに、お互いを信じて頑張りたいなと思います。
ENEOSはスタートのメンバーもそうですが、ベンチから出て来るメンバーの得点もすごく大きいので、そこで自分たちの流れを渡さないように、我慢の時間帯で我慢することがすごく大事だと思います。セカンドユニットのメンバーにもしっかり注意して守りたいと思います。受け身になってはいけないと思うので……もちろん若いチームと言われますけど、この1年間でいっぱいみんなも経験してきて、自分たちのやるべきところはわかっていると思います。負けないです、自分たちが勝ちます!」
#4 川井 麻衣 キャプテン
「セミファイナルは、後半になるにつれて少しずつ点差を縮められる展開になりましたが、コミュニケーションを取りながら、我慢しながら、何とか勝利できた試合だったと思います。ずっと頑張ってここまで来たので、良い顔をして楽しんで、結果はついてくるものだと思うので、出し切りたいと思います。
私と山本の2ガードの時は、山本は得点力があるのでどんどん自分のリズムでプレーしてもらいます。私はどちらかというとパスが多いので、ゲームをコントロールしたり、状況判断したりというスタイルだと思います。2人の良さがあってのゲームメイクだと思いますから、上手い具合にバランスを取りながらやりたいと思います。
ENEOSはベンチメンバーも含めたかみ合わせだったり、長岡選手のところも仕上がってきている印象で、出てくる選手たちを全員で守らないと簡単にやられてしまう。本当に強いなという印象です。
経験は浅いですけど、練習してきたことしか出せないので、やってきたことを信じて、納得のいくバスケットの内容を突き詰めてやっていくことが(優勝に)つながると思います。勝ちに行くのはもちろんですけど、内容的にもやるべきことをしっかりやりたいと思っています。」