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ファイナル第3戦 試合後コメント(ENEOS、トヨタ自動車)

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ENEOSサンフラワーズ

■佐久本 智HC

「こういうゲームになるとは思っていなかったのですが、本当に我慢我慢で選手たちはよく耐えて、自分たちのプレーを信じて、仲間を信じて徹底した結果だと思います。目標としてきた二冠を達成することができ、ホッとしています。
 点が入らない苦しい場面でしっかりディフェンスを頑張って、リバウンドを取ろうと。それで我慢しながら自分たちの流れになったところで走るチャンスが生まれて、我々のペースがつくれたのかなと思います。
プレーオフは我慢をする、我慢をするというのはオフェンスが上手くいかなかった時にしっかりディフェンスを頑張って、数少ないチャンスを自分たちがしっかり狙う、そういう経験をさせてもらったので、この試合にも生きていたのかなと思います。」


 

#10 渡嘉敷 来夢選手

「(試合が)長引けば長引くほど、自分たちが有利かなと正直、思っていました。そしていつか、きっと自分たちの時間帯がくると思っていたので、それが最後の最後にきた。本当に我慢して出た結果だなと思っています。本当に勝てて良かったです。
 最後まで自分たちを信じたことが一番強かったんじゃないかなと思っています。相手に3ポイントをやられても、誰ひとり顔を下げることなく、コートに出ている選手もそうですし、ベンチメンバーもそう、そしてファンの方も、本当に「ENEOSならやってくれる」という雰囲気が出ていたと思います。「自分たちだったらできる」という強い気持ち、ただしそれだけだと思いますし、最後ゲームでも、延長になった段階で、後は気持ちだけです。3戦目になったところで、「あぁこれでウチ、行けるな」って。さらにこの試合、延長が続いて行く中で、絶対みんなの気持ちは折れないなと思ったので、行けると思っていました。
 キャプテンに指名されてから、覚悟を持ってやる。これで勝てなかったら自分も終わりだなって正直、思ってました。なのでこの一年間、いろいろ自分自身を追い込んでいたなって思います。覚悟を持って、そしてみんなが最後まで自分を信じてパスを入れてくれたり、きつくて下を向いてしまったり、上手くプレーができなかった時でもチームメイトやコーチ陣が最後まで自分を信じてくれた、(この感覚は)11連覇の時にはなかったことなのかなと感じています。みんなには感謝しています。」


#3 長岡 萌映子選手

「本当に嬉しかったです。古巣ということもあって、2連覇しているトヨタに対して、こういうふうに優勝ができて、自分は3連覇できたというのは良かったです。我慢の時間帯でも相手に突き放されずに、ずっと我慢してチームでやろうと言い続けて、自分は得点こそ決められなかったんですが、ディフェンスで自分にできること何かやろうとずっとできていたので優勝できて本当に良かったです。
 最後の時間帯は全員、脚にきていたと思うんですけど、相手のセンター陣がファウルトラブルになっていたのでそこを攻めるというのを中心にやっていたのは経験というか、自分たちの強みとしてやれましたし、宮崎のボールプッシュもありました。疲れていたとしても、そこは頭を使ってプレーをしないとダメだと思いますから、そこはできたかなと思います。」

 

#7 林 咲希選手

「50分間、本当に長い試合だったんですけど、ずっとコートの中で選手たちは声をかけ合ってましたし、ベンチも声を出してくれていたので、本当にチーム一丸となって戦えた結果だと思います。相手は3ポイントが入らず、自分たちも確率はそう良くなかったですけど、要所要所で決めることができたのが良かったと思います。最後はどっちに転ぶかわからない試合でしたが、勝ち切れてよかったと思います。
 最初に3ポイントを決めた時は入って良かったという気持ちだったんですけど、その後は平下選手とのマッチアップ、昨日は自分が走っていたので、走り負けないように相手も走っていたんです。それでも自分は負けないと思って走っていましたし、お互いにゼッタイ3ポイントは打たせないという意識でやっていました。でも、いつかチャンスが来ると思っていました。ガードも自分をよく見てくれていましたし、緊張感する展開だったので11本が大事なって来ていて、自分は途中、ターンオーバーをしてしまったり……しんどい時間帯もあったんですけど、最後、ユラさん(宮崎)のパスを受けた時はいつも通りのパスだったので、素直に打つことができました。」

#32 宮崎 早織選手

「去年からずっと悔しい思いをしていて、今シーズンこういう形でいい結果が出て良かったなと思いますし、不安だったものが一気に晴れて、パーッと晴れて嬉しい気持ちでいっぱいです。スタートだけではなくて、今日はベンチメンバーが本当に一緒に戦ってくれたなと思います。出られなかった選手もいたんですけど、ENEOSの強いところはスタートだけではなくて、途中から出る選手たちが流れを持ってきてくれるというのが、もう一つの強みだと思っています。本当にベンチに感謝しています。
 スタートのPGになって初めての二冠。やっと肩の荷が下りたというか……去年負けたのは自分が原因だったと思っているので、ガードとして踏ん張れなかったという後悔がありました。今年も開幕戦からトヨタに負けたり、富士通に負けたり、苦しい時期が続いたんですけど、その中でもお姉さんたち(先輩の選手たち)がずっと声を出し続けてくれたことと、皇后杯で優勝することができ、またここからみんなで頑張っていくよっていうことで今日を迎えられました。たくさんの人に支えてもらい、本当に感謝しています。ここ1カ月間はよく眠れなかったので、ぐっすり寝たいなと思っていましたがます。」


#59 星 杏璃選手

「4年目なんですけど、初めてリーグ優勝することができて、勝つことがこんなに嬉しいんだなって感じました。大事なところ自分はベンチいたんですけど、その緊迫した中でも助けてくれるお姉さんたち(先輩の選手たち)、勝ち切ってくれるお姉さんたちが頼もしかったです。ありがとうございました。
 私は4年目ですけど、タクさん(渡嘉敷)がキャプテンとして私たちにも進んで話をしてくれたり、聞いてくれたり、自分たちが発言しやすい雰囲気をつくってくださったのが本当に大きくて。タクさんやモエコさん(長岡)、先輩の人たちが話を進んで聞いてくださって、みんなが意見を言えるようなチームだったと思っていますし、それは私自身の成長にもつながったと思います。」



トヨタ自動車 アンテロープス

■大神 雄子HC

「今日はみんなが全力を尽くした試合、ベストゲームだったんじゃないかなと思います。戦術どうこうではなく、もう言葉では表せない試合。改めてバスケットボールの楽しさを表現してくれた50分間、本当はもっと観たいと思ったファンの方がいらっしゃるかもしれませんが、トヨタ、ENEOS両チームの選手たちはよく戦ったなと思います。
今シーズンをふり返ると、The Biggest Improve Team(最も進歩、成長したチーム)だったんじゃないかなと思います。昨シーズンとはガラリと選手が変わり、私も2連覇したHCからチームを任されて、自分たちがWリーグの中でどのポジションにいるんだろうというのを模索しながらスタートしたシーズンでした。
開幕のENEOS戦はしっかり勝ち切れた、でも皇后杯では20点差で負けて、そこから残りの3カ月間でいかに戦うチームにするかということで、自分たちを一番成長させてくれたと思います。勝ち負けで言えば「勝ち」が先にくるんですけど、その中でも「負け」があって勝ちがくる。今回も負けをどうやって次に生かしていくか、それをここにいる2人が言葉にしてくれたと思いますから、チームでもどうやって生かしていくのか、そういうところをしっかりサポートできるコーチになりたいと思います。」

 

■#3 馬瓜 ステファニー選手

「優勝した経験があるからこそ、悔しいなというのを改めて思いました。昨日、会見でもお話しした通り、気持ちの部分というがすごく大きくて。もう途中から、勝ち負けとかより楽しくなっちゃって、ずっとこの時間が続けばいいなって。最後、負けてしまったんですけど、今シーズンがスタートしてから、ここまで来られるとは信じられなかったです。本当にみんなが成長して、11人が気持ちを強く持って、最後、あれだけ経験のある相手に対してWオーバータイムまで運べたというのは自信につながったと思います。ファンのみなさんには「トヨタの未来は明るいぞ」と言いたいです。
自分は最後、オーバータイムの最後で決め切れなかったのはすごく悔しい。『SLAM DUNK』風に言うと、自分に足りない経験はこれだったんだなって。でも最後、楽しくできたなと思います。
 センター陣がファウルトラブルで、渡嘉敷さんとマッチアップすることもありましたが、リスペクトを持った上ですけど、自分がここを抑えないと次につなげられない、そこまでジュナ(梅澤 カディシャ樹奈)とソハナ(シラ ソハナ ファトージャ)がしっかりつないできた分を守り切ろうと思いました。結果的に20点やられてしまったんですけど、20点分の成長はあったと思います。」

 

■#23 山本 麻衣選手

「優勝を狙っていたので、本当に負けて悔しいですし、自分もなんですけどオーバータイムに入る時の1本のシュート、決めてやるって……悔しくて……でも、本当にこうやってみんなでここまで成長して来られて、最高のオーバータイムまでプレーできたことがすごく嬉しく思います。
 一番いい顔をしていたのは私たちだと、自信を持って言えるので、またこの経験をしっかり来年につなげて(この舞台に)戻ってきたいと思います。
hステファニーとのピック&ロールでアドバンテージができたいたのはわかっていたので、そこをどう組み立てるか。パスから入るのか、そのままドリブルで行くのかは、その都度コートの中で、短いコミュニケーションでしっかり話し合っていたので、試合の中で少しずつアジャストできていました。センター陣とはしっかり合わせのプレーができていたと思います。前半は自分がドライブに行くばっかりでしたが、ハーフタイムにコミュニケーションを取り、チームプレーをみんなでやっていこうと。その部分でも試合を通して成長できた部分だと思います。最後は経験のある相手のほうが上だったということですから、そこは日々の練習からしっかりやっていきたいと思います。」




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