いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第24回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰者それぞれに2022-23シーズンを振り返ってもらいました。
町田 瑠唯（富士通 レッドウェーブ #10）
アウォード【レギュラーシーズン ベスト5／PG部門】2年連続6回目
──今季をふり返っていただきたいと思いますが、ご自身のパフォーマンスはいかがでしたか。
町田：昨季とはメンバーが代わり、そこのアジャストなど難しさはありましたが、シーズンを通してコミュニケーションを多く取るようにしました。ケガで離脱する選手が出るなど苦しい時期もありましたが、それでもチーム全体でステップアップして、その穴を埋めようと頑張る選手が出てきてくれたのは良かったと思います。個人的にはシュートフォームを変えたので、まだ安定感がなかったというか、入る時と入らない時の波があったかなという感じです。
──シュートフォームを変えようと思ったのは、何か気づきがあってのこと？
町田：もともと変えたいと思っていたんです。ただ、シュートフォームを変えるとなると時間がかかるのはわかっていたので、どのタイミングがいいのか考えていました。ちょうどアメリカでもシュートフォームについてアドバイスを受けたこともあり、自分でも考えていたことだったので「今変えるべきかな」と思ってトライすることにしたんです。
──個人として長いシーズンだったと思いますが、体力面の問題はなかったでしょうか。
町田：とりあえず大きなケガをしなくて良かったなと思います。体力面ですごく負担があったわけではありませんし、ヘッドコーチやトレーニングスタッフも気にかけてくれましたから、みんなとは少し違うスケジュールでシーズンを過ごしました。自分ではこれぐらいのシーズンを送っても、上手く調整していけばできるんだなというのがわかった、そんなシーズンになりました。
──長いキャリアの中で、また違った経験ができたわけですね。チーム全体としてはどんな印象を持っていますか。
町田：そうですね、今季はケガ人が出てしまったり、悩まされた部分はあったと思いますが、それをすべてマイナスに受け取ることはないと思っています。プラスに捉えるとすれば、離脱してしまった選手の分をカバーする選手がどんどんステップアップしてくれましたし、チームに貢献してくれました。それで結果が残せた部分もあり、チームにとっては大きいと思います。
──来季に向けてはコンディションを整えながら、どのようにチャレンジしていこうと考えていますか。
町田：次のシーズンに向けて、しっかり準備しなければいけないと思っています。今季やって来たことは継続していきたいですし、やり続けなければと思っています。良かったところを来季につなげていけるよう、チームを引っ張っていきたいと思います。
