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『京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024』セミファイナル 第2戦を終えたHCおよび選手の会見コメントを掲載しました。
選手たちの努力は素晴らしかったです。コーチたちが求めていたものをすべて出し尽くしてくれたと思います。デンソー(アイリス)はサイズがあり、そこに圧倒されて厳しいものでしたが、渡嘉敷は38分間プレーしました。長岡のアクシデントもありましたが、最後まで選手たちが頑張ってくれて嬉しかったです。
後半はデンソーにサイズに対してもっとアグレッシブにいこうと、ハーフタイムに指示をしました。サイズのミスマッチもあるのでゾーンディフェンスにしましたが、選手たちも全力でファイトしてくれて嬉しかったですし、最後にゾーンディフェンスがいい形でできたと思います。
#32 宮崎早織
ケガ人が多い中で、試合中もアクシデントがあった中で、全員がタフにこの2日間戦ってくれました。ティムHCが合流してからあまり長い時間ではなかったですが、その中でスタッフ陣が求めるバスケットを、みんなが頑張って表現できたんではないかと思います。個人的にティムHCと一緒にできて楽しかったですし、また大きくなったENEOSで帰って来たいと思います。
あと、後輩たちが頑張ってくれました。三田(七南)や鈴置(彩夏)らが頑張ってくれました。三田は5ファウルでしたけど、試合後彼女が悔しくて泣いている姿を見て、もっと上を目指しているとわかって嬉しかったです。
タイトルなしのシーズンで悔しいですけど、それ以上に得たものがありました。若手の底上げがあったシーズンだと思います。星(杏璃)や藤本(愛瑚)がケガをしてしまい、そこを(若手が)埋めるのは難しく、試合経験の少ない若手たちとプレーすることが多くなりましたが、若手と一緒にベテランも頑張れたことで得ることがあったシーズンだと思います。
#10 渡嘉敷来夢
デンソーは強かったです。それでも今持っている自分のベストは出せたのかなと思います。後半は点を取っていないのでそれではチームは勝てません。そこは一番の反省点です。
自分がいて負けて、本当に自分の力不足という一言です。ただ今のベストは出せたと思うので、もっと頑張るしかないと思います。
ENEOSは昨日よりエナジーを出してきました。自分たちはいかに集中して、フィジカルで戦えるかというのを考えてやってきました。試合が終わったので言えますが、渡嘉敷選手に対しては、彼女をペイントから引っ張り出して馬瓜(エブリン)と赤穂(ひまわり)のところで攻めようと話していました。髙田(真希)は勝利への執念がありますが(マークが厳しくなり)、昨日ほどシュートが打てないだろうと考え、周りへパスするよう伝えたところそれを受け入れてくれましたし、パスを受けた選手たちが責任をもってプレーをやり切ってくれたことが大きかったと思います。
相手のゾーンに対しては、それがどのチームであれ、自分たちはオープンショットがつくれるという自信を常に持っています。ペースダウンはしましたが、ターンオーバーはなく、しっかりシュートも打てていました。ですからタイムアウトも取らず、選手たちに任せて試合を進めました。
#00 馬瓜エブリン
入りの部分は良かったですけど、ENEOSが相手なので拮抗したゲームになるとみんなに伝えていました。そういう展開になったとしても、みんなが慌てずに我慢して、落ち着いてプレーできたんじゃないかと思います。
自分の経験として、このプレーオフは2戦先勝方式ですから、いろいろ考えることがあってメンタル的にもタフなんですけど、まずは1戦目を取ることがどれだけ大事かということ。みんなは少しENEOSに対しては苦手意識があったかもしれませんが、シーズンを通してやって来たことというのは間違いではないし、チャレンジャーとして、あと1つのリバウンドやルーズボールをどれだけやり切れるか、その大切さを伝えました。それがセミファイナルを突破できた大きな要因だと思います。あとは自信を持って、優勝に向けてこの1週間準備したいと思います。
#88 赤穂ひまわり
ゲームの入りは良くて、途中相手のリズムになりかけたところはあったんですが、その中で自分たちがやるべきことをやって、また自分たちのペースに戻せたのが良かったと思います。昨シーズンは相手のペースになった時に、ズルズルとやられて点を取られて負けてしまう試合が多かったんですが、今は悪い流れになっても自分たちで立て直すことができます。そこがしっかり連勝できた要因だと思います。
最初のレイアップを落としてしまって、やらかしたかなとは思いましたが、引きづらないように考えていました。次のプレーは判断ミスでパスを選択しましたが、シュートを打ちたくないとかそういう考えはなくて、引きずることはなくシュートにも行けました。
1Qは富士通らしい出だし、理想的な出だしでした。2Qはいろんなラインナップを使いました。ディフェンスはゾーンを続けましたが得点が止まってしまい、マンツーマンディフェンスに戻しました。3Qから接戦になりましたが、相手が自信を持ってプレーしてきました。特にオフェンスリバウンドは自信を持ってプレーされてしまいました。最終的に4Qはオフェンスで課題があったかもしれませんが、全体的にエントリーが遅かったと思います。いいシュートチャンスはつくれましたが、確率が悪かったです。
ただ、問題はディフェンスです。1Qはよかったですけど、それ以降はしっかり守ることができず、逆転されてしまいました。明日(第3戦)はオフェンスよりディフェンスを立て直さなければなりません。
#7 林 咲希
プレーしている中で自分たちのシュートが入らなかった時のディフェンスストップ、その意識が薄れて上手くいかなかったと思います。ディフェンスに頼れなかったところで相手の流れになってしまったと思います。タフショットを打たせた後のリバウンドを取られたり、その積み重ねが追いつかれた点だと思います。
明日(第3戦)もゾーンディフェンスを多用してくると思いますが、フェイスアップを忘れずに、今日の試合を見返して、もう一度ディフェンスからブレイクというのを忘れずにやりたいと思います。明日は勝つだけなので、40分間の中でいろいろな流れがありますが、ベンチメンバーも含めて共通理解をしながら、勝ちたいという思いを前面に出していい試合をして勝ちたいと思います。
今日は劣勢の出だしになってしまい(0-19)大量リードを奪われてしまう状況になってしまいました。それでもディフェンスで我慢して、1つずつ返していって少しずつ挽回し、こういう形(逆転)で勝ち切れて良かったと思います。昨日は3ポイントシュートを簡単に決められてしまい、今日(第2戦)はそこを意識していましたが確率を落とせたのが大きかったと思います。後半になって、自分たちのリズムになるのをずっと待っていましたが、3Q終了時点で射程圏内だという考えでいましたが、あとは我慢……3ポイントシュートを簡単に打たせず、リバウンドというところで選手たちが遂行してくれました。
今日で終わらなかったのはよかったですが、大事なのは明日(第3戦)。明日負けると今日の勝利の意味がなくなってしまうので、明日に向けていい準備をしたいと思います。富士通はキャリアのある選手もいますから、勢いは大事だと思いますが明日は全力でぶつかっていくしかないと思っています。
#1 小池 遥
1Qは相手のペースでやられましたが、そこで我慢して諦めなかったことが勝利につながったと思います。勝ち越しの3ポイントシュートですが(66-66)同点でしたから、思い切り打とうと思って打ちました。シュートが入ったのはみんなが頑張った結果で、あの3ポイントだったと思います。
過去2シーズンはセミファイナルで敗退していますから、ここ(セミファイナル突破)に賭けている思いは強いです。0-19のランをされましたが、最後まで諦めないでやっていましたし、そこは自信を持って最後まで自分たちのプレーをしようと思っていました。明日は勝ったチームがファイナルに進めるので、もう一度気持ちを引き締めて、強い気持ちを持って自分たちのバスケットを表現して、ファイナルの舞台に立ちたいと思います。
#4 白崎みなみ
ベンチスタートですが、1Qの流れが悪い時に自分が流れを変えるべきだと思っていました。強い意志でコートに立つことができ、少しでも勝利に貢献できたと思います。ディフェンスの部分で、チームとして改善点が多かったと思います。そこはチーム全員が共通理解をして、少しでも建て直せたのが良かったと思います。
私自身ペイントアタックを期待されていますから、そこは積極的にアタックして、そこからのつなぎだったり、少しでもファウルを誘うように指示されているので、それはできたと思います。明日(第3戦)は私たちがアジャストしたように富士通もアジャストしてくると思います。そこは強い気持ちでアタックしたり、激しいディフェンスで自分たちの流れに早く持ってこられるよう意識してやりたいと思います。チームや支えてくださるみなさんのお陰でセミファイナルという大きな舞台でプレーできていますから、ここまで来たら優勝して笑って終われるようにしたいと思います。
『京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024』セミファイナル 第2戦を終えたHCおよび選手の会見コメントを掲載しました。
=ENEOSサンフラワーズ=
ティモシー・シー・ルイスHC選手たちの努力は素晴らしかったです。コーチたちが求めていたものをすべて出し尽くしてくれたと思います。デンソー(アイリス)はサイズがあり、そこに圧倒されて厳しいものでしたが、渡嘉敷は38分間プレーしました。長岡のアクシデントもありましたが、最後まで選手たちが頑張ってくれて嬉しかったです。
後半はデンソーにサイズに対してもっとアグレッシブにいこうと、ハーフタイムに指示をしました。サイズのミスマッチもあるのでゾーンディフェンスにしましたが、選手たちも全力でファイトしてくれて嬉しかったですし、最後にゾーンディフェンスがいい形でできたと思います。
#32 宮崎早織
ケガ人が多い中で、試合中もアクシデントがあった中で、全員がタフにこの2日間戦ってくれました。ティムHCが合流してからあまり長い時間ではなかったですが、その中でスタッフ陣が求めるバスケットを、みんなが頑張って表現できたんではないかと思います。個人的にティムHCと一緒にできて楽しかったですし、また大きくなったENEOSで帰って来たいと思います。
あと、後輩たちが頑張ってくれました。三田(七南)や鈴置(彩夏)らが頑張ってくれました。三田は5ファウルでしたけど、試合後彼女が悔しくて泣いている姿を見て、もっと上を目指しているとわかって嬉しかったです。
タイトルなしのシーズンで悔しいですけど、それ以上に得たものがありました。若手の底上げがあったシーズンだと思います。星(杏璃)や藤本(愛瑚)がケガをしてしまい、そこを(若手が)埋めるのは難しく、試合経験の少ない若手たちとプレーすることが多くなりましたが、若手と一緒にベテランも頑張れたことで得ることがあったシーズンだと思います。
#10 渡嘉敷来夢
デンソーは強かったです。それでも今持っている自分のベストは出せたのかなと思います。後半は点を取っていないのでそれではチームは勝てません。そこは一番の反省点です。
自分がいて負けて、本当に自分の力不足という一言です。ただ今のベストは出せたと思うので、もっと頑張るしかないと思います。
=デンソー アイリス=
ウラディミール・ヴグサノヴィッチHCENEOSは昨日よりエナジーを出してきました。自分たちはいかに集中して、フィジカルで戦えるかというのを考えてやってきました。試合が終わったので言えますが、渡嘉敷選手に対しては、彼女をペイントから引っ張り出して馬瓜(エブリン)と赤穂(ひまわり)のところで攻めようと話していました。髙田(真希)は勝利への執念がありますが(マークが厳しくなり)、昨日ほどシュートが打てないだろうと考え、周りへパスするよう伝えたところそれを受け入れてくれましたし、パスを受けた選手たちが責任をもってプレーをやり切ってくれたことが大きかったと思います。
相手のゾーンに対しては、それがどのチームであれ、自分たちはオープンショットがつくれるという自信を常に持っています。ペースダウンはしましたが、ターンオーバーはなく、しっかりシュートも打てていました。ですからタイムアウトも取らず、選手たちに任せて試合を進めました。
#00 馬瓜エブリン
入りの部分は良かったですけど、ENEOSが相手なので拮抗したゲームになるとみんなに伝えていました。そういう展開になったとしても、みんなが慌てずに我慢して、落ち着いてプレーできたんじゃないかと思います。
自分の経験として、このプレーオフは2戦先勝方式ですから、いろいろ考えることがあってメンタル的にもタフなんですけど、まずは1戦目を取ることがどれだけ大事かということ。みんなは少しENEOSに対しては苦手意識があったかもしれませんが、シーズンを通してやって来たことというのは間違いではないし、チャレンジャーとして、あと1つのリバウンドやルーズボールをどれだけやり切れるか、その大切さを伝えました。それがセミファイナルを突破できた大きな要因だと思います。あとは自信を持って、優勝に向けてこの1週間準備したいと思います。
#88 赤穂ひまわり
ゲームの入りは良くて、途中相手のリズムになりかけたところはあったんですが、その中で自分たちがやるべきことをやって、また自分たちのペースに戻せたのが良かったと思います。昨シーズンは相手のペースになった時に、ズルズルとやられて点を取られて負けてしまう試合が多かったんですが、今は悪い流れになっても自分たちで立て直すことができます。そこがしっかり連勝できた要因だと思います。
最初のレイアップを落としてしまって、やらかしたかなとは思いましたが、引きづらないように考えていました。次のプレーは判断ミスでパスを選択しましたが、シュートを打ちたくないとかそういう考えはなくて、引きずることはなくシュートにも行けました。
=富士通 レッドウェーブ=
BTテーブス HC1Qは富士通らしい出だし、理想的な出だしでした。2Qはいろんなラインナップを使いました。ディフェンスはゾーンを続けましたが得点が止まってしまい、マンツーマンディフェンスに戻しました。3Qから接戦になりましたが、相手が自信を持ってプレーしてきました。特にオフェンスリバウンドは自信を持ってプレーされてしまいました。最終的に4Qはオフェンスで課題があったかもしれませんが、全体的にエントリーが遅かったと思います。いいシュートチャンスはつくれましたが、確率が悪かったです。
ただ、問題はディフェンスです。1Qはよかったですけど、それ以降はしっかり守ることができず、逆転されてしまいました。明日(第3戦)はオフェンスよりディフェンスを立て直さなければなりません。
#7 林 咲希
プレーしている中で自分たちのシュートが入らなかった時のディフェンスストップ、その意識が薄れて上手くいかなかったと思います。ディフェンスに頼れなかったところで相手の流れになってしまったと思います。タフショットを打たせた後のリバウンドを取られたり、その積み重ねが追いつかれた点だと思います。
明日(第3戦)もゾーンディフェンスを多用してくると思いますが、フェイスアップを忘れずに、今日の試合を見返して、もう一度ディフェンスからブレイクというのを忘れずにやりたいと思います。明日は勝つだけなので、40分間の中でいろいろな流れがありますが、ベンチメンバーも含めて共通理解をしながら、勝ちたいという思いを前面に出していい試合をして勝ちたいと思います。
=シャンソン化粧品 シャンソンVマジック=
鵜澤 潤HC今日は劣勢の出だしになってしまい(0-19)大量リードを奪われてしまう状況になってしまいました。それでもディフェンスで我慢して、1つずつ返していって少しずつ挽回し、こういう形(逆転)で勝ち切れて良かったと思います。昨日は3ポイントシュートを簡単に決められてしまい、今日(第2戦)はそこを意識していましたが確率を落とせたのが大きかったと思います。後半になって、自分たちのリズムになるのをずっと待っていましたが、3Q終了時点で射程圏内だという考えでいましたが、あとは我慢……3ポイントシュートを簡単に打たせず、リバウンドというところで選手たちが遂行してくれました。
今日で終わらなかったのはよかったですが、大事なのは明日(第3戦)。明日負けると今日の勝利の意味がなくなってしまうので、明日に向けていい準備をしたいと思います。富士通はキャリアのある選手もいますから、勢いは大事だと思いますが明日は全力でぶつかっていくしかないと思っています。
#1 小池 遥
1Qは相手のペースでやられましたが、そこで我慢して諦めなかったことが勝利につながったと思います。勝ち越しの3ポイントシュートですが(66-66)同点でしたから、思い切り打とうと思って打ちました。シュートが入ったのはみんなが頑張った結果で、あの3ポイントだったと思います。
過去2シーズンはセミファイナルで敗退していますから、ここ(セミファイナル突破)に賭けている思いは強いです。0-19のランをされましたが、最後まで諦めないでやっていましたし、そこは自信を持って最後まで自分たちのプレーをしようと思っていました。明日は勝ったチームがファイナルに進めるので、もう一度気持ちを引き締めて、強い気持ちを持って自分たちのバスケットを表現して、ファイナルの舞台に立ちたいと思います。
#4 白崎みなみ
ベンチスタートですが、1Qの流れが悪い時に自分が流れを変えるべきだと思っていました。強い意志でコートに立つことができ、少しでも勝利に貢献できたと思います。ディフェンスの部分で、チームとして改善点が多かったと思います。そこはチーム全員が共通理解をして、少しでも建て直せたのが良かったと思います。
私自身ペイントアタックを期待されていますから、そこは積極的にアタックして、そこからのつなぎだったり、少しでもファウルを誘うように指示されているので、それはできたと思います。明日(第3戦)は私たちがアジャストしたように富士通もアジャストしてくると思います。そこは強い気持ちでアタックしたり、激しいディフェンスで自分たちの流れに早く持ってこられるよう意識してやりたいと思います。チームや支えてくださるみなさんのお陰でセミファイナルという大きな舞台でプレーできていますから、ここまで来たら優勝して笑って終われるようにしたいと思います。