いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第25回Wリーグにおける表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手には、2023-2024シーズンを振り返ってもらいました。
◆第25回Wリーグ レギュラーシーズンベスト5(センター)8年連続12回目
◆第25回Wリーグ リーダーズ 3ポイントシュート成功率(48.53%)初受賞
──少し時間が経ちましたがシーズンを振り返っていただけますか。3ポイント王についても感想をお願いします。
髙田 最後に負けてしまいましたがやり切った感はありますし、今までやってきたことがすべて崩れるわけではありません。これもひとつの積み重ねだと思っています。自分の人生、負けから経験していることがたくさんあるのでもう過去のこととして受け止めています。3ポイントシュートに関しては単純に嬉しいです。
──これまで磨いてきた3ポイントシュートのスキルが実を結んだわけですね。
髙田 3ポイントシュートは今の自分の武器でもあるので、試合では打ち続けようと決めています。チャンスがあればインサイドに飛び込んでいきますけど、世界を見据えながらWリーグでプレーしているので、内と外のバランスは意識しています。世界で戦う時はサイズのある選手とやり合わなければならなりませんから、インサイドに頼ってばかりだと感覚的に難しくなってしまう。Wリーグでもいかに国際試合を意識できるか、というのが自分の成長のポイントだと思っています。自分より小さいマークマンだったとしてもチャンスがあればしっかりシュートを打ち切る。そういうイメージを持ちながらプレーするからこそ3ポイントシュートもたくさん打つチャンスがあるんだと思います。それが今回の結果に結びつき、少しは自信になりました。
──新しいセンター像を確立したと思いますが、チャレンジのひとつだったんでしょうか。
髙田 自分がデンソーでプレーし始めた頃は(センターは)ゴール下付近にいるというイメージが強かったです。ただ、常に世界で戦っていくという意識があるので、そのためには3ポイントシュートも必要になる。そういうメッセージを数字で示せたと思います。実際には6年前ぐらい前から練習し始めました。唯一大人になってから身につけたスキルです。子どもたちにも、「大人になってからでも大丈夫、遅くはないよ」って伝えられたんじゃないかと思います。「どうしてシュートが入らないだろう」「どうしてダメなのかな」って思わなくていいし、大人になってから身につけたとしても、世界で活躍できるよ、上手くなれるよっていうのを自分の経験から伝えられたと思います。向上心を持ち続ければ結果につながる……若い人だけじゃなくて大人の方にも、スポーツに限らず、他の分野でも伝えられることなんだと思います。
──いつも前向きなコメントが印象的です。
髙田 そうですね、固定概念にとらわれず、自分がこういうプレーがしたいというのであればそこから練習しても遅くはないし、そこがスタート。向上心を持つことが大事というのを、今回のタイトルで自分はより実感しました。好奇心旺盛なところがあって、「こういうことをやってみたい」「これはできるだろうか」という中でチャレンジしてきたんだと思います。センター=インサイドという固定観念を打ち破るとか、暗黙の了解を覆すとかもそう、みんながやってない、やりたいけどやらない、みたいなことはたくさんあると思うのでそれだともったいないなって。そう考えるようになったのがきっかけかもしれませんね。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第25回Wリーグにおける表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手には、2023-2024シーズンを振り返ってもらいました。
髙田 真希(デンソー アイリス#8)
◆第25回Wリーグ レギュラーシーズンMVP 2年連続3回目◆第25回Wリーグ レギュラーシーズンベスト5(センター)8年連続12回目
◆第25回Wリーグ リーダーズ 3ポイントシュート成功率(48.53%)初受賞
──少し時間が経ちましたがシーズンを振り返っていただけますか。3ポイント王についても感想をお願いします。
髙田 最後に負けてしまいましたがやり切った感はありますし、今までやってきたことがすべて崩れるわけではありません。これもひとつの積み重ねだと思っています。自分の人生、負けから経験していることがたくさんあるのでもう過去のこととして受け止めています。3ポイントシュートに関しては単純に嬉しいです。
──これまで磨いてきた3ポイントシュートのスキルが実を結んだわけですね。
髙田 3ポイントシュートは今の自分の武器でもあるので、試合では打ち続けようと決めています。チャンスがあればインサイドに飛び込んでいきますけど、世界を見据えながらWリーグでプレーしているので、内と外のバランスは意識しています。世界で戦う時はサイズのある選手とやり合わなければならなりませんから、インサイドに頼ってばかりだと感覚的に難しくなってしまう。Wリーグでもいかに国際試合を意識できるか、というのが自分の成長のポイントだと思っています。自分より小さいマークマンだったとしてもチャンスがあればしっかりシュートを打ち切る。そういうイメージを持ちながらプレーするからこそ3ポイントシュートもたくさん打つチャンスがあるんだと思います。それが今回の結果に結びつき、少しは自信になりました。
──新しいセンター像を確立したと思いますが、チャレンジのひとつだったんでしょうか。
髙田 自分がデンソーでプレーし始めた頃は(センターは)ゴール下付近にいるというイメージが強かったです。ただ、常に世界で戦っていくという意識があるので、そのためには3ポイントシュートも必要になる。そういうメッセージを数字で示せたと思います。実際には6年前ぐらい前から練習し始めました。唯一大人になってから身につけたスキルです。子どもたちにも、「大人になってからでも大丈夫、遅くはないよ」って伝えられたんじゃないかと思います。「どうしてシュートが入らないだろう」「どうしてダメなのかな」って思わなくていいし、大人になってから身につけたとしても、世界で活躍できるよ、上手くなれるよっていうのを自分の経験から伝えられたと思います。向上心を持ち続ければ結果につながる……若い人だけじゃなくて大人の方にも、スポーツに限らず、他の分野でも伝えられることなんだと思います。
──いつも前向きなコメントが印象的です。
髙田 そうですね、固定概念にとらわれず、自分がこういうプレーがしたいというのであればそこから練習しても遅くはないし、そこがスタート。向上心を持つことが大事というのを、今回のタイトルで自分はより実感しました。好奇心旺盛なところがあって、「こういうことをやってみたい」「これはできるだろうか」という中でチャレンジしてきたんだと思います。センター=インサイドという固定観念を打ち破るとか、暗黙の了解を覆すとかもそう、みんながやってない、やりたいけどやらない、みたいなことはたくさんあると思うのでそれだともったいないなって。そう考えるようになったのがきっかけかもしれませんね。