いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第25回Wリーグにおける表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手には、2023-2024シーズンを振り返ってもらいました。
──移籍を決断したチャレンジのシーズン、優勝した今をふり返っていかがでしょうか。
林 思ったより上手くいったというか、上手くいき過ぎたかなって(笑)……最初は(富士通の)ディフェンスが難しくてオフェンスもかみ合わない、大丈夫かなって思いながらプレーしていましたが、順を追って優勝までたどり着けたという印象です。
──周りの期待が大きくメディアに注目された移籍で何かギャップは感じましたか?
林 ロスターが揃っていますし、ファンもすごく熱い。期待は大きかったと思います。最初は「大丈夫かな!?」だったのが、途中からは「まだ学ぶべきことが多い」と感じたので、私も新加入の一プレーヤーとして富士通のバスケットにしっかりコミットしなければ、そう強く思うようになりました。そこはレベルアップできたひとつの要因だと思います。もちろんENEOSでの6年間がなければ今のプレーは絶対にできていなかったし、その間の経験はものすごいものですから本当に感謝しています。
──気持ちの切り替えがあり、シーズンが進むにつれて手ごたえを感じるようになりましたか?
林 練習の雰囲気も良くて、少しずつコミットできるようになりました。シーズン後半からはBTテーブスHCの要求や考え方がわかるようになりました。以前は「シューター」という感じで、それだけに専念できていました。ですが、富士通はみんなが同じようにやる。ガード陣はピックを使えるし……私自身、富士通のバスケットを理解するのは早かったと思っていて、それも順を追っていく大事なプロセスだったと思います。
──今回の優勝が、これまでの優勝と違う感覚があったら教えてください。
林 ENEOSで試合に出始めたのが4年目ぐらいから。残りの2年間は主力として試合に出ていたので、「勝たなければいけない」という気持ちが強かったんです。でも富士通は1年目だし、本当に自由にプレーができました……「なんか優勝できた」という感覚なのかもしれません。だからこそ、これから本当に大事なシーズンが始まるなって感じています。
──そういう意味では、今回の優勝はまだ折り返し地点なのかもしれませんね。
林 そうですね、本当にこれから、これからだと思うんです。でも、それも楽しみですね。どこに居ても自分のプレーは出さなきゃいけないし、成長したい気持ちはあるので、まだまだ新しい自分で戦えるという気持ちがあります。
──ファイナルの雰囲気はいかがだったでしょうか。
林 シーズンを通して、富士通ファンのみなさんがたくさん応援に来てくださいます。それを一番感じたのが皇后杯の予選の時。試合中、リーグ戦のような音楽が流れない中で、ディフェンスコールやオフェンスコールをしてくださって……だから、ファイナルもいつも通りでした。昨年のファイナルはすごく緊張したのを覚えていますが、今回はハンドラーという役割が増え、「シュートを決めなきゃいけない」というプレッシャーが軽くなったんでしょう、リラックスして試合に臨めましたね。ファンのみなさんとの距離感が近かったこともあり、また違った楽しい雰囲気を味わうことができました。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第25回Wリーグにおける表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手には、2023-2024シーズンを振り返ってもらいました。
林 咲希(富士通レッドウェーブ #7)
◆第25回Wリーグ レギュラーシーズンベスト5(シューティングガード) 初受賞──移籍を決断したチャレンジのシーズン、優勝した今をふり返っていかがでしょうか。
林 思ったより上手くいったというか、上手くいき過ぎたかなって(笑)……最初は(富士通の)ディフェンスが難しくてオフェンスもかみ合わない、大丈夫かなって思いながらプレーしていましたが、順を追って優勝までたどり着けたという印象です。
──周りの期待が大きくメディアに注目された移籍で何かギャップは感じましたか?
林 ロスターが揃っていますし、ファンもすごく熱い。期待は大きかったと思います。最初は「大丈夫かな!?」だったのが、途中からは「まだ学ぶべきことが多い」と感じたので、私も新加入の一プレーヤーとして富士通のバスケットにしっかりコミットしなければ、そう強く思うようになりました。そこはレベルアップできたひとつの要因だと思います。もちろんENEOSでの6年間がなければ今のプレーは絶対にできていなかったし、その間の経験はものすごいものですから本当に感謝しています。
──気持ちの切り替えがあり、シーズンが進むにつれて手ごたえを感じるようになりましたか?
林 練習の雰囲気も良くて、少しずつコミットできるようになりました。シーズン後半からはBTテーブスHCの要求や考え方がわかるようになりました。以前は「シューター」という感じで、それだけに専念できていました。ですが、富士通はみんなが同じようにやる。ガード陣はピックを使えるし……私自身、富士通のバスケットを理解するのは早かったと思っていて、それも順を追っていく大事なプロセスだったと思います。
──今回の優勝が、これまでの優勝と違う感覚があったら教えてください。
林 ENEOSで試合に出始めたのが4年目ぐらいから。残りの2年間は主力として試合に出ていたので、「勝たなければいけない」という気持ちが強かったんです。でも富士通は1年目だし、本当に自由にプレーができました……「なんか優勝できた」という感覚なのかもしれません。だからこそ、これから本当に大事なシーズンが始まるなって感じています。
──そういう意味では、今回の優勝はまだ折り返し地点なのかもしれませんね。
林 そうですね、本当にこれから、これからだと思うんです。でも、それも楽しみですね。どこに居ても自分のプレーは出さなきゃいけないし、成長したい気持ちはあるので、まだまだ新しい自分で戦えるという気持ちがあります。
──ファイナルの雰囲気はいかがだったでしょうか。
林 シーズンを通して、富士通ファンのみなさんがたくさん応援に来てくださいます。それを一番感じたのが皇后杯の予選の時。試合中、リーグ戦のような音楽が流れない中で、ディフェンスコールやオフェンスコールをしてくださって……だから、ファイナルもいつも通りでした。昨年のファイナルはすごく緊張したのを覚えていますが、今回はハンドラーという役割が増え、「シュートを決めなきゃいけない」というプレッシャーが軽くなったんでしょう、リラックスして試合に臨めましたね。ファンのみなさんとの距離感が近かったこともあり、また違った楽しい雰囲気を味わうことができました。