デンソーアイリス 小嶋裕二三ヘッドコーチ
Q:昨シーズン、あと一歩のところで頂点には届きませんでしたが?
──ファイナル終了後、「惜しかった、あと一歩」という声をいただきました。が、チームを預かる身としては力不足を痛感。“まぐれで負け”たわけはなく、3試合続いてしまったんです。確かに、チームとしても個人としても、良い面はたくさんありました。紙一重だったのかも知れませんが、その「紙」が厚かったということです。
Q:選手たちは悔しさを噛みしめ、リベンジに賭ける思いは強いのでは?
──技術的な面では“勝負できた”ところがあったと思いますが、ここ一番で相手を出し抜く体力や、経験に裏付された駆け引きなどが足りなかったと感じています。最後まで頑張る、というのは当然のことで、より厳しい場面になればなるほど「知力」(頭を使ったバスケット)も求められるということ。負けはしましたが、選手たちは身に沁みて感じたのではないでしょうか。常に「最善を尽くしなさい」と強調していますが、“勝負における最善とは?”を改めて選手たちと追求したいと思います。昨シーズンの悔しさをバネに、もう一段高いレベルに成長してくれるはずです。
Q:シーズンに向けた準備は順調ですか?
──日本代表に#8高田真希、#14大庭久美子が参加したり、主力にケガ人がいたりして、まだ万全ではありません。とはいえ、主力不在の間は控え組にとってはチャンスであり、チーム全体の底上げにつながったと思います。これまで通り、攻撃型バスケットを構築し、そこに今シーズンのスローガンである「強気・進化」を付加することで、どんなに厚い「紙」でも打ち破るチームをつくり上げたいですね。
Q:昨シーズン、あと一歩のところで頂点には届きませんでしたが?
──ファイナル終了後、「惜しかった、あと一歩」という声をいただきました。が、チームを預かる身としては力不足を痛感。“まぐれで負け”たわけはなく、3試合続いてしまったんです。確かに、チームとしても個人としても、良い面はたくさんありました。紙一重だったのかも知れませんが、その「紙」が厚かったということです。
Q:選手たちは悔しさを噛みしめ、リベンジに賭ける思いは強いのでは?
──技術的な面では“勝負できた”ところがあったと思いますが、ここ一番で相手を出し抜く体力や、経験に裏付された駆け引きなどが足りなかったと感じています。最後まで頑張る、というのは当然のことで、より厳しい場面になればなるほど「知力」(頭を使ったバスケット)も求められるということ。負けはしましたが、選手たちは身に沁みて感じたのではないでしょうか。常に「最善を尽くしなさい」と強調していますが、“勝負における最善とは?”を改めて選手たちと追求したいと思います。昨シーズンの悔しさをバネに、もう一段高いレベルに成長してくれるはずです。
Q:シーズンに向けた準備は順調ですか?
──日本代表に#8高田真希、#14大庭久美子が参加したり、主力にケガ人がいたりして、まだ万全ではありません。とはいえ、主力不在の間は控え組にとってはチャンスであり、チーム全体の底上げにつながったと思います。これまで通り、攻撃型バスケットを構築し、そこに今シーズンのスローガンである「強気・進化」を付加することで、どんなに厚い「紙」でも打ち破るチームをつくり上げたいですね。