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第16回Wリーグ・プレビュー/ディフェンスがカギ

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 オールジャパンブレイクを挟んだWリーグも、今週末からいよいよ再開です。
 年内日程を終了した時点の順位は、首位・デンソー(12勝2敗)、2位・富士通(12勝2敗)、3位・JX-ENEOS(10勝2敗)、4位・トヨタ自動車(11勝3敗)、5位・シャンソン化粧品(10勝4敗)、6位・三菱電機(8勝6敗)、7位・トヨタ紡織(5勝7敗)、8位・アイシンAW(4勝10敗)、9位・日立ハイテク(2勝12敗)、10位・新潟(1勝13敗)、11位・羽田(0勝14敗)となっています。連勝、連敗で順位が大きく入れ替わるため、これからシーズン終了まで、目の離せない展開が続きます。

 首位デンソーは、5位・シャンソン化粧品と激突です。
 (1/17(土)、18(日) 豊橋市総合体育館)
 11/9に行われた対戦では、残り34秒でデンソー #14大庭久美子が決勝点となる3Pシュートを決めて58-55とし、接戦をものにしています。リバウンド、ルーズボール、ボールマンのディフェンス、ディフェンスの寄りなどで、体を張ったプレーが随所に見られた好ゲームでした。
 
 注目選手は、デンソー #31 高田汐織。札幌山の手高出身の23歳。今シーズンからスタートに定着。活躍が大きく数字に表れているわけではありませんが、注目すべきはそのプレーぶり。激しく、かつ頭脳的なディフェンスで相手チームを苦しめています。デンソーは、今シーズン1試合あたりの失点が、参加チーム最少の52.79です。
 対するシャンソン化粧品では、#8 藤吉佐緒里。恵まれた身体能力を活かし、攻守でチームをけん引するキャプテンです。今シーズンの1試合平均スティール3.00(42本)は現在リーグトップ。シャンソン化粧品も今シーズンの1試合あたりの失点は56.79とデンソーに次ぐリーグ2位です。

 両チームとも激しいディフェンスからリズムをつかむタイプのチームと言えるでしょう。次戦はどちらのチームが先にリズムをつかむのか? まさにディフェンスがカギとなる激しい試合が期待されます。ボールを奪い合う熱い戦いをぜひ会場でご確認ください。

(写真左・デンソー #31 高田汐織選手/右・シャンソン #8 藤吉佐緒里選手)

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