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第16回Wリーグ・受賞者コメント/ レフリー・オブ・ザ・イヤー(新設部門)

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平 育雄(初受賞)

Q:新設部門で第1号の受賞者に選ばれました。感想をお聞かせください。
──昨年の夏、この賞の新設についてお話を聞きました。レフリーの一人として、またレフリー仲間全員の励みになると思っていました。ただ、まさか自分が初の受賞者になるとは(笑)。今回はあくまで皆の代表として受賞したということです。

Q:レフリーを務める上で大切にしていることは何でしょうか?
──「平等性と公平性」です。何よりも選手たちの頑張りが無駄にならないように、持てる能力を引き出せるようなジャッジを心掛けています。また、観客にバスケットの楽しさ(スピーディーで迫力がある)が伝わるように努めています。事前に担当レフリーと打ち合わせを行い、共通の意識でゲームに臨みます。ただし、先入観を持ってはいけません。この仕事は100点満点で終わることはありません。反省と次回への備えが必要だと肝に銘じています。

Q:Wリーグで笛を吹くというのは、やりがいも大きいと思いますが?
──もちろんです。女子のトップリーグであり、とてもレベルの高い選手がプレーしています。彼女たちに対してはリスペクトの気持ちを忘れません。若い人たちがレフリーを目指し、活躍するための大きなモチベーションになると思います。

Q:後に続く若手レフリーの皆さんにメッセージをお願いします。
──いつも伝えていることが2つあります。1つは、レフリーはゲームを止めるために笛を吹いているのではないということ。スムーズにゲームを進めるために吹いているということを忘れないで欲しいですね。もう1つは、常に誠実にバスケット(ゲーム)に向き合い、プレーヤーや仲間を信じて、自分に任された役目を全うしなければならないということです。今後、この賞が励みになればと思います。

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