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第17回Wリーグ・プレビュー/チームの勝利とアピールと

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 第17回Wリーグはいよいよプレーオフに突入。今シーズンから大会形式が変わって下位チームにもチャンスが。プレーオフ進出8チームが3戦2先勝方式でクォーターファイナルを戦い、セミファイナル進出を目指します。ジャイアントキリングは起きるでしょうか。

 下位リーグで2位となり、7位ポジションに入った三菱電機が、2位・富士通と対戦です。
(2/20(土)いちき串木野市総合体育館、2/21(日)・22(月)鹿児島県総合体育センター)

 両者は今シーズン開幕週で対戦し、第1戦は88-58で富士通、第2戦は61-58で三菱電機がそれぞれ勝利して星を分けています。第1戦では富士通がの3ポイントを61.8%(11/16本)という脅威のアベレージで決めて三菱電機を圧倒。しかし翌日の第2戦では三菱電機のインサイド陣がペイントエリア踏ん張り、アウトサイドの機動力を引き出して接戦をものにしました。

 注目選手は、三菱電機 #24 王新朝喜。白鷗大出身の6年目、三菱電機の屋台骨を担う189cmの大型センターです。リオオリンピック出場権を獲得した日本代表選手でもあります。今年からはキャプテンに就任、若いチームを引っ張っています。守っては恵まれた体格でペイントエリアでの当たり負けしない強さを発揮、攻めては柔らかな手首のスナップを生かしたフックシュートが持ち味です。
 対する富士通では #0 長岡萌映子。札幌山の手高出身、4年目のセンターフォワードです。182cmの長身ということでセンターフォワードではありますが、3ポイントシュートや1on1でも持ち前のセンスを発揮してオールマイティーに活躍、得点アベレージ17.83点はキャリアハイをマークしています。

 王は近年の日本代表の常連メンバー。長岡は昨年のアジア選手権はケガのためメンバー入りできませんでしたが、リオオリンピック代表を虎視眈々と狙っているはず。チームの勝利のためにも、自身のアピールのためにも大事な試合となってきます。
 お互いの意地とプライドを掛けた戦いをぜひ間近でご覧ください。

※本ゲームは3戦2先勝方式で行われますので、2/22(月)は試合の無い場合があります。試合結果にご注意ください。

(写真左・三菱電機 #24 王新朝喜選手/右・富士通 #0 長岡萌映子選手)

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