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第18回Wリーグ・受賞者コメント/ プレーオフMVP 吉田亜沙美 JX-ENEOSサンフラワーズ

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JX-ENEOSサンフラワーズの9連覇で幕を閉じた第18回Wリーグ。
本日からは各賞受賞者のコメントをお届けいたします。

プレーオフMVP
JX-ENEOSサンフラワーズ #0 吉田亜沙美 (2年連続4回目)


──プレーオフMVPの受賞おめでとうございます。受賞の感想をお願いします。
吉田(以下、Y):レギュラーシーズンが終わり、プレーオフに向けてはリセットする部分はあったのですが、今シーズンは開幕戦からすごく良いゲームができていました。シーズンを通して、「何か新しいことをしよう」というより、とにかく“自分たちのバスケット”を意識したんです。シーズン中から、トム(ホーバス)HCが控え選手を積極的に起用し、ファイナルでも全員が良い経験ができた、というのが今後につながる収穫だと思います。石原(愛子)や宮崎(早織)が「流れを変えた」のは大きかったですね。藤岡(麻菜美)もそうですし、ベンチメンバーが自分たちのバスケットをやり切ったシーズンだと実感しています。ファイナルは彼女たちの活躍で勝ったようなものなので、私でなくてもよかったんですが……。

──シーズン前は代表活動が長く、気持ちのリセットや体力的な面でも難しいシーズンだったと思いますが?
Y:昨年は、夏に一度ピークを持っていったので、一気にモチベーションが下がってしまった感じでした。次の目標や夢がなければ、モチベーションは上がりませんし、そこで苦労したというか、不安がありました。

──そこは若手の成長があり、これまでのように「自分が自分が」と前に出なくてもよかったわけですね?
Y:そうです。練習中から、若手が必死に食らいついてくる雰囲気を感じていましたし、チーム全体が成長し、レベルアップしました。私自身、シーズンが始まれば、モチベーション云々は関係なかったですが、終盤からはトムHCのために、というのが最大のモチベーション、チーム全員の目標になったんです。結果が出て、本当に良かったと思っています。

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