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第19回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー vol.3

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【富士通 レッドウェーブ 小滝道仁ヘッドコーチ】

Q:昨シーズンはヘッドコーチ1年目でした。ふり返っていかがでしたか?
──迷いながらのシーズンでしたが、その中でも答を見つけ出せた部分と、まだまだ足りないところ、課題が正確にわかったシーズンでした。

Q:手応えがあったのは、どういうところでしょうか?
──ディフェンスです。ある程度のところで、こうやっていけばいいんだというのは答が見えてきた部分です。

Q:逆に見つかった課題は?
──「点を取る」ということ。得点を伸ばさなければならない局面で、どうすればいいのか悩んだところがありました。

Q:レギュラーシーズンは3番目の勝ち星を上げました。クォーターファイナル(QF)でシャンソン化粧品に1勝2敗です。
──昨年はずっと勝っていた相手なんですが、QFに限っては相手が的を絞って対策をしてきたため、粘り切れずに大事な試合を落としてしまいました。そこは僕自身のキャリ不足があったかもしれません。

Q:全体的にチームとして成長した、変化したと手応えを感じたところはありますか?
──チームワークはよかったと思います。選手同士をコミュニケーションだったり、選手とスタッフの意見交換だったり、そこは注意して取り組んだつもりです。ただ、少しほころびが出てしまった時に気づけなったのは反省材料として受けとめています。

Q:主力の長岡選手が抜けましたが、チームづくりに変化はありましたか?
──サイズのある新人(U-19代表・栗林)が入りましたし、2年目、3年目の若手選手たちが自覚を持って取り組んでいることが変化だと思います。チーム一丸となってアグレッシブなプレーをする、その気持ちが前面に出てきていますから、いかに継続できるかが大切だと思っています。

Q:新たに日下(光)コーチを招聘しましたが、その狙いは?
──ポイントガードの視点で選手を見てほしかったのと、“プロ”として活躍してきたエナジーをチームに持ち込んでくれると期待しています。そこは2人で話し合いながら進め、すごく上手くいっていて、チーム全体のモチベーションが上がっています。何より昨シーズンの悔しさを晴らそうと選手たちが頑張っているので、今年も熱い応援よろしくお願いいたします!

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