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第19回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー vol.11 (三菱電機)

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【三菱電機 コアラーズ 古賀京子ヘッドコーチ】

Q:ヘッドコーチとしてのルーキーシーズンをふり返っていただけますか?
──開幕戦から激しい戦いが続き、少し波がありました。落ち着かないチーム状況が続きましたが、後半に向けて我慢できるようになり、選手たちは自信を持ってプレーしていたと思います。

Q:後半戦は手応えがあったわけですね?
──特にディフェンスはアグレッシブにできました。オフェンスの展開がスピーディーになり、ブレークもよく出せるようになったと思います。チーム全員でリバウンドへ飛び込むよう強調しましたが、高い意識でパフォーマンスを発揮してくれました。

Q:王選手だけでなく、サイズのある西岡選手なども頑張ったからでしょうか?
──彼女たちだけでなく、小菅や櫻木も頑張りました。数字的には個人の結果として表れますが、そこはチーム全員で頑張ったから伸びたと思います。トータルで見ても、前年の数字より上がっていますから、やはりチーム力がアップし、成長につながったと感じています。

Q:シーズン終盤は上位チームからも勝ち星をもぎ取りました。それは「自信」がついたから?
──そうだと思います。選手同士のコミュニケーションが増え、自分たちで打破していこうという意欲が出てきたと思います。それぞれが基本に戻り、しっかり自分の役割を果たそうと心がけましてくれました。チームとしていかに力を発揮するか、ということをみんなで考えられたのが良かったですね。自主性が成長の源になりました。

Q:その意味では、今シーズンはメンバーの入れ替えがありませんから、さらに進化していくと思いますが?
──クォーターファイナルはアクシデントがあって負けてしまいましたが、選手たちが自信を持って臨めたシーズン後半のイメージをベースに、さらにチーム全体の底上げができるよう取り組んできました。まずはプレーオフ進出、そこから1つずつ勝ち上がっていけるよう頑張りたいと思います。

Q:ヘッドコーチ2シーズン目も順調にチームづくりは進んでいるわけですね?
──何よりも選手たちが自覚を持って練習に取り組んでいるので頼もしく感じます。昨シーズンの結果を過信することなく、また積極的にチャレンジしていきたいと思っています。

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