毎年恒例のWリーグ・プレーオフ展望HP企画「OGの眼」。
今シーズンのプレーオフは一発勝負ということで、OGの皆様には大阪行き4チームに加え全順位を4連単で予想していただきました!
挑むのは4人のWリーグレジェンド達!
続いて2人目は、JOMO(現JX-ENEOS)OGの大山妙子さんです!
***
第19回Wリーグも終盤戦となって来ました。
そして、クォーターファイナルも3月17日から始まります。
今年は少し手法が変わって、レギュラーシーズン33試合、その後、順位決定後からのクォーターファイナルでは上位8チームが出場可能となります。ベスト8が決まってからも1位=JX-ENEOS、6位=三菱電機、7位=トヨタ紡織、8位=日立ハイテクが確定、2位から5位までの順位はレギュラーシーズン最終戦まで分からない状況となりました。
そして、ここからはすべての試合がトーナメント、一発勝負の試合となります。取りこぼし、やり直しが出来ないトーナメントです。どのチームも当日の試合に集中して、コンディション、心身共に万全で臨む必要があります。
今シーズンもレギュラーシーズンでは、ここ数年圧倒的な強さを見せるJX-ENEOSが32勝1敗と独走している展開となりました。1敗した試合はトヨタ自動車との対戦でしたが、敗因はチームが一番感じていることでしょう。次の日の試合ではしっかり修正し、星を取返す戦いぶりでした。不安材料といえば2年目で期待されていた藤岡選手の離脱があったことくらいでしょうか。チームの要となる吉田選手、大崎選手、渡嘉敷選手、宮澤選手は健在、また、選手の層は厚くベンチメンバーで出場してくる選手達の活躍も大いに期待できます。優勝に対する気持ちはどのチームより強く持っているチーム。特に10連覇のかかる今シーズン、スタートに定着しているメンバーは安定しているため、何らかのトラブルがない限り勝ち上がってくるチームの一つです。
次に今季はレギュラーシーズン2位と順当に勝ち星を増やしてきたデンソーアイリス。
新人の赤穂ひまわり選手と姉の赤穂さくら選手の活躍が光っています。また、チームの大黒柱高田選手は健在で、プレーオフ・セミファイナルへ勝ち進むチームの一つです。不安材料は絶対的なシューターが不在であること。勝ち上がるためには高田選手のベテランならではのプレー、彼女の得意としているミドルレンジのシュートは必須です。若い選手を引っ張りながらオールジャパン同様決勝の舞台へ向かって、着実にクォーターファイナル、セミファイナルと勝ち上がっていけるのか注目です。
レギュラーシーズン3位のトヨタ自動車は、日本代表クラスの選手達が移籍によって集まったチームです。今シーズンは、ベテランの大神選手、移籍組の長岡選手、馬瓜エブリン選手、三好選手、外角シューター水島選手、近藤選手、ケガから復帰した栗原選手が揃った終盤戦にも関わらず星を落とす試合もあり、好不調の波が気になるところです。また、ヘッドコーチが変わり選手達にとっては厳しい状況を強いられました。その影響も気になりますが、ダンカンコーチの元、選手達一人一人が最後の踏ん張りを見せることが勝敗に大きく影響しそうです。チームとしてチームプレーを高めるために、試合に集中することが勝ち上がるカギになりそうです。
レギュラーシーズン4位のシャンソン化粧品は、今シーズン、選手の入れ替わりもあり苦しいスタートとなりました。前半戦は、取りこぼしと思われるゲームもあった中22勝11敗とレギュラーシーズン4位。勝ち上がるためには、インサイドの河村選手、谷村選手がカギを握りそうです。また、ドライブで鋭く切り込むプレーに定評のある本川選手、チーム全体をコントロールする落合選手の活躍も必須でしょう。更にベンチで指揮をとる丁(チョン)ヘッドコーチの独特な戦術にも興味があります。終盤にきてどんなバスケットボールを見せてくれるのか注目です。
レギュラーシーズン5位となった富士通。今期は引退、移籍と選手の変動がある中、厳しいスタートになった印象でしたが、若手選手の成長とともに勝ち星を上げて来ました。チームを引っ張る町田選手、山本選手、篠崎選手、移籍加入の高田選手、インサイドの篠原選手、ルーキーの栗林選手が噛み合うことでチーム力を増していけるでしょう。クォーターファイナルではレギュラーシーズン22勝11敗同士の対シャンソン戦が面白い試合になりそうです。
また、各チームのアーリーエントリーで加入している選手達もここへきてどのように試合に絡んでくるのか?チームのプラスになる選手が出てくると面白い展開になりそうです。
三菱電機(6位)、トヨタ紡織(7位)、日立ハイテク(8位)と各チームともにレギュラーシーズンの順位でいうと格上チームとの対戦にはなりますが、クォーターファイナルはトーナメントなので、どのチームにもチャンスがあります。台風の目になるチームが出てくるのか?レギュラーシーズン順位通りに勝ち上がるのか?
いよいよ3月17日からクォーターファイナルスタートです。
最後に期待を込めて大胆予想!
大阪に行く4チームはずばり、JX-ENEOS、シャンソン化粧品、トヨタ自動車、デンソーの4チーム。
最終順位は、
1位 JX-ENEOS
2位 デンソー
3位 シャンソン化粧品
4位 トヨタ自動車
以上、OGの大山でした。
今シーズンのプレーオフは一発勝負ということで、OGの皆様には大阪行き4チームに加え全順位を4連単で予想していただきました!
挑むのは4人のWリーグレジェンド達!
続いて2人目は、JOMO(現JX-ENEOS)OGの大山妙子さんです!
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第19回Wリーグも終盤戦となって来ました。
そして、クォーターファイナルも3月17日から始まります。
今年は少し手法が変わって、レギュラーシーズン33試合、その後、順位決定後からのクォーターファイナルでは上位8チームが出場可能となります。ベスト8が決まってからも1位=JX-ENEOS、6位=三菱電機、7位=トヨタ紡織、8位=日立ハイテクが確定、2位から5位までの順位はレギュラーシーズン最終戦まで分からない状況となりました。
そして、ここからはすべての試合がトーナメント、一発勝負の試合となります。取りこぼし、やり直しが出来ないトーナメントです。どのチームも当日の試合に集中して、コンディション、心身共に万全で臨む必要があります。
今シーズンもレギュラーシーズンでは、ここ数年圧倒的な強さを見せるJX-ENEOSが32勝1敗と独走している展開となりました。1敗した試合はトヨタ自動車との対戦でしたが、敗因はチームが一番感じていることでしょう。次の日の試合ではしっかり修正し、星を取返す戦いぶりでした。不安材料といえば2年目で期待されていた藤岡選手の離脱があったことくらいでしょうか。チームの要となる吉田選手、大崎選手、渡嘉敷選手、宮澤選手は健在、また、選手の層は厚くベンチメンバーで出場してくる選手達の活躍も大いに期待できます。優勝に対する気持ちはどのチームより強く持っているチーム。特に10連覇のかかる今シーズン、スタートに定着しているメンバーは安定しているため、何らかのトラブルがない限り勝ち上がってくるチームの一つです。
次に今季はレギュラーシーズン2位と順当に勝ち星を増やしてきたデンソーアイリス。
新人の赤穂ひまわり選手と姉の赤穂さくら選手の活躍が光っています。また、チームの大黒柱高田選手は健在で、プレーオフ・セミファイナルへ勝ち進むチームの一つです。不安材料は絶対的なシューターが不在であること。勝ち上がるためには高田選手のベテランならではのプレー、彼女の得意としているミドルレンジのシュートは必須です。若い選手を引っ張りながらオールジャパン同様決勝の舞台へ向かって、着実にクォーターファイナル、セミファイナルと勝ち上がっていけるのか注目です。
レギュラーシーズン3位のトヨタ自動車は、日本代表クラスの選手達が移籍によって集まったチームです。今シーズンは、ベテランの大神選手、移籍組の長岡選手、馬瓜エブリン選手、三好選手、外角シューター水島選手、近藤選手、ケガから復帰した栗原選手が揃った終盤戦にも関わらず星を落とす試合もあり、好不調の波が気になるところです。また、ヘッドコーチが変わり選手達にとっては厳しい状況を強いられました。その影響も気になりますが、ダンカンコーチの元、選手達一人一人が最後の踏ん張りを見せることが勝敗に大きく影響しそうです。チームとしてチームプレーを高めるために、試合に集中することが勝ち上がるカギになりそうです。
レギュラーシーズン4位のシャンソン化粧品は、今シーズン、選手の入れ替わりもあり苦しいスタートとなりました。前半戦は、取りこぼしと思われるゲームもあった中22勝11敗とレギュラーシーズン4位。勝ち上がるためには、インサイドの河村選手、谷村選手がカギを握りそうです。また、ドライブで鋭く切り込むプレーに定評のある本川選手、チーム全体をコントロールする落合選手の活躍も必須でしょう。更にベンチで指揮をとる丁(チョン)ヘッドコーチの独特な戦術にも興味があります。終盤にきてどんなバスケットボールを見せてくれるのか注目です。
レギュラーシーズン5位となった富士通。今期は引退、移籍と選手の変動がある中、厳しいスタートになった印象でしたが、若手選手の成長とともに勝ち星を上げて来ました。チームを引っ張る町田選手、山本選手、篠崎選手、移籍加入の高田選手、インサイドの篠原選手、ルーキーの栗林選手が噛み合うことでチーム力を増していけるでしょう。クォーターファイナルではレギュラーシーズン22勝11敗同士の対シャンソン戦が面白い試合になりそうです。
また、各チームのアーリーエントリーで加入している選手達もここへきてどのように試合に絡んでくるのか?チームのプラスになる選手が出てくると面白い展開になりそうです。
三菱電機(6位)、トヨタ紡織(7位)、日立ハイテク(8位)と各チームともにレギュラーシーズンの順位でいうと格上チームとの対戦にはなりますが、クォーターファイナルはトーナメントなので、どのチームにもチャンスがあります。台風の目になるチームが出てくるのか?レギュラーシーズン順位通りに勝ち上がるのか?
いよいよ3月17日からクォーターファイナルスタートです。
最後に期待を込めて大胆予想!
大阪に行く4チームはずばり、JX-ENEOS、シャンソン化粧品、トヨタ自動車、デンソーの4チーム。
最終順位は、
1位 JX-ENEOS
2位 デンソー
3位 シャンソン化粧品
4位 トヨタ自動車
以上、OGの大山でした。