毎年恒例のWリーグ・プレーオフの展望企画「OGの目」。
今シーズンのプレーオフも、OGの皆様にセミファイナル進出4チームに加え最終順位を4連単で予想していただきました!
挑むのは4人のWリーグレジェンド達!
トップバッターは、JOMO(現JX-ENEOS)サンフラワーズOGの大山妙子さんです!
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Wリーグ「セミファイナル進出4チーム+最終順位」予想、今年もこの季節がやって来ました。
今期はレギュラーシーズン12チームによる2回戦総当たり方式、プレーオフはベスト8からトーナメント方式、5位~8位のセミクォーターファイナルとクォーターファイナルは1戦先勝方式、1位~4位のチームは勝ち上がりを待ち受ける形となり、セミファイナルからファイナルは、勝ち上がったチームとの2戦先勝方式となる仕組み!
特に1位と2位はセミファイナルまで時間が空くため、試合に向けての調整も優位に動くのか?試合感覚的な影響はどうなのか?など、見所の1つになりそうです。
ただ、トーナメント方式のためプレーオフに向けては、3位から8位までどのチームにもチャンスがあるので、勝ち上がっていくためには、再度チーム調整、コンディションや気持ちの部分でも戦う準備が必要になってきそうですね。
2018年は日本代表活動も多くあり、ワールドカップやアジア大会、3×3、アンダーカテゴリーの国際ゲームなどなど…選手達を送り出すチーム側としては選手の成長を期待している部分と自チームのことを考えると少々悩ましい所があるような、そんな今季リーグ戦スタート時は、厳しい滑り出しのチームも多かった印象です。レギュラーシーズン前半は勝ち星を増やせないチーム、本来の力を出せずに調子が上がってこないチームも目に付きました。
そんな中でも、やはり11連覇を目指す女王JX-ENEOSは健在です。皇后杯でも圧倒的な強さを見せ、6連覇達成…!が、しかし、リーグ再開後には富士通に星を落とす一敗、最終戦のトヨタ自動車に星を落とし一敗(休息日だったのかなぁ?!…笑)するというレギュラーシーズンでしたが、今季も優勝候補に間違いないでしょう。
そして、それに続くのがトヨタ自動車、選手を見るとタレント揃いなだけにJX-ENEOSを脅かすチームとして期待しています。レギュラーシーズン最終戦のJX-ENEOSからの勝利が自信となり、このプレーオフでどのように戦っていくのか楽しみです。少々、シーズンを通してシューター陣の元気のない所が心配要素でしょうか。
三菱電機は今季好調な印象です。古賀ヘッドコーチのやりたいバスケットが浸透して選手達の積極性が見られています。レギュラーシーズン後半戦、上位チームとの対戦にて大事な試合で接戦をモノに出来なかったのは残念でしたが、このプレーオフにもう一度期待したいです。
そして、デンソーは今季好不調の波がある印象です。前半戦から勝ち星を増やせなかったのは後半に響いてしまった感じがします。再度、チームを立て直し、本来の姿を取り戻せるかどうか鍵になりそうですね。
新年迎えてからのリーグ戦ではアーリーエントリーの選手も加わり、チームとしても戦力アップになったところも見られました。そんな新戦力選手のプレーも期待すると楽しみも増します。
さて、Wリーグも今期は20周年と節目の年を迎えました。
そんな節目の年、セミファイナル進出4チームは、JX-ENEOS、トヨタ自動車、三菱電機、デンソー!
レギュラーシーズンの勝敗の成績のまま行くのではないかと予想します。
最終順位は、
1位 JX-ENEOSサンフラワーズ
2位 トヨタ自動車アンテロープス
3位 三菱電機コアラーズ
4位 デンソーアイリス
Wリーグも終盤戦、まだまだ、熱い戦いが続きます。
会場での応援やバスケットLIVE、W-TV観戦と楽しんで観ていきましょう。