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先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
本日より随時公開していきますので、お楽しみに!
初回にお届けするのはこちらの選手です!
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【フリースロー成功率】
第1位・計38/40本(Avg.95.00%)
落合 里泉
(シャンソン化粧品シャンソンVマジック#28)
※初受賞
──移籍2年目でキャプテン。シーズン前は責任が重いなと感じたのではありませんか?
「丁海鎰ヘッドコーチのバスケットはガードがメインという考えなので、キャプテンとしてもガードとしても、自分がしっかりしなければと思っていました。メンバーは若手が多くなり、どうなるかなと不安もありました」
──だからこそ、自分はこういうプレーをしよう、心掛けたことは何でしょうか?
「自分はプレーに波がないように、ということです。何より、気持ちの面で波がないよう心がけました。安定感のあるプレーで、チームに落ち着きをもたらそうと思っていました」
──それは、フリースロー成功率の初タイトルにもつながったのでしょうね。
「特にタイトルを意識していたわけではありませんが、自分が打つシュート1本1本を大切にしようと考えていたので。レギュラーシーズンの終盤も、とにかく安定したプレーを、と常に考えていましたね」
──フリースローは相手のファウルを誘っている、あるいはバスケットカウントで打つ回数が増えますから、それだけリングに向かって行ったということでしょうか?
「そうですね、積極的な証拠かもしれませんし、それがチームに安定感を与えたり、得点できたりすることで貢献できたとすれば嬉しいです」
──丁ヘッドコーチから、フリースローについて特別な指導はあったのでしょうか?
「『フリースローは誰にも邪魔されないから、毎回同じルーティンで打つように意識して』と言われ、自然と集中することができたと思います。キャプテンになって責任感が大きくなり、プレーに安定感が増して、フリースローも成功率が高くなったと感じています」
──そのルーティンを教えてください。
「私の場合、ボールを渡されたら2回ドリブルをついて、ボールの重みを感じながら、膝を軽く曲げてからシュートを打ちます。丁ヘッドコーチから『ボールの重みを感じろ』と常に言われました」
──ボールの重みは、気持ちの重みにつながるのですね?
「そうかも知れません。1テンポ置いて、少し気持ちを落ち着かせる、ですね。打つ前はリングをじっと見ています」
──1本のフリースローを大切に打つ。それが、勝敗や試合の流れに影響するわけですね。
「接戦であれ、点差が離れても、1本のフリースローで展開がガラッと変わることがあります。また次の試合もありますから、どんな場面でもフリースローは大切です。その気持ちを忘れることなく、これからもプレーを続けたいと思います」
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https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf
▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf