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先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
今シーズン、Wリーグ歴代第1位となる通算3,000リバウンドの達成、そして4年連続5回目のリバウンド賞受賞を果たした高田選手。
リバウンドを獲る上で大切なこととは・・・
第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【リバウンド】
第1位・計247本(Avg.11.23本)
高田 真希
(デンソーアイリス#8)
※4年連続5回目
──今シーズンもインサイドの要として活躍されました。得点王と合わせてリバウンド王にも輝きました。こちらは4年連続5回目の受賞ですが、感想をお聞かせください。
「点を取るのが自分の『役割』になっていると言いましたが、リバウンドに関しては、まさに自分の“仕事”だと考えています。ゴール下にいることが多いので、そこはもう自分が100%の力を発揮し、とにかく目の前に落ちてくるボールはつかんで離さない。少し離れたところに落ちそうなボールでも、手を伸ばしてどんどん跳びついて行く。さらに言えば、ディフェンスリバウンドは必ず獲らなければなりませんし、オフェンスリバンドにしても、常に意識をして跳び込んで行くことが大事です。相手ディフェンスがボックスアウトをしてきますが、それを上手くかわしながらボールを獲りに行きますし、少しでも触ればマイボールにする。リバウンドに関しては『絶対に獲る』と強く意識してプレーすることが大切だと思います」
──オフェンスリバンドに関しては、ボックスアウトをかわすスキルがアップしたとか、自分なりの工夫が上手く行ったという感覚はあるのでしょうか?
「そうですね、毎年もそうなのですが、まずは気持ちの問題です。相手は必ずボックスアウトをしてきますから、そこに駆け引きがあって、フェイントをかけたり先にポジションを取ったりするなど技術的なことが大事になってきます。リバウンドに関しては、『絶対獲ってやろう』という意識があって、他の選手や対戦チームと比べても、その意識は高いという自負はありますね」
──リバウンドというのは気持ちの強さが大事だし、準備も怠らないことが大切なのですね。インサイドの選手は年々サイズアップしていて、難しい面が出てくると思いますが、その点はいかがでしょうか?
「それでもディフェンスリバウンドは自分の“仕事”ですから全部獲るつもりでいますし、オフェンスリバウンドに関しては誰よりも意識を強く持って、とにかくボールに触れようと思って跳び込んで行きます。その気持ちが大切なのだと思いますね。今シーズンも、いつも通りのプレーを続けた結果が個人タイトルにつながったと感じていますから。ただ、やはりチームの成績が伴わなかったのが残念というか……そこは若手も含め、チームとして課題と向き合う必要があるでしょう。個人賞にこだわらず、自分の役割に徹することが大事です。個々の選手が自分の役割を理解し、互いにサポートし合う中でチームの成績も、個人のスタッツも上がってくるはずです。そうすれば、もっと成長を実感できるシーズンになると信じて頑張ります」
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▼第20回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf
▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf