いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(以下「Wリーグ」)は、本日の臨時理事会において、2月29日(土)~3月15日(日)に開催予定の第21回Wリーグ レギュラーシーズンの残りのすべての試合について、開催中止を決定いたしました。
Wリーグは「リーグ戦を通して女子バスケットボールをより魅力的なスポーツに育み、広く国民に《普及》し、楽しめるスポーツとして地域スポーツ振興に寄与する」という自らの役割を果たすべく、先週の公式戦においては、多くのファンの皆様、開催地の皆様にご協力いただき、無事に終えることができました。
しかし、一昨日開催された、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議にて「これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります」との見解が発表されました。
また本日、政府より「多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベントは大規模な感染リスクがある」とし、今後2週間はイベントの中止や延期、規模縮小の要請する方針が表明されました。
Wリーグは、これらの事象を踏まえ、感染予防対策および拡散防止のために最大限の協力をしていくことを検討し、2月29日(土)~3月15日(日)の約3週間に渡って公式戦を中止することを決断いたしました。
これに伴い、第21回Wリーグ レギュラーシーズンは残り3週を残す中で、大変苦渋の判断となりますが、第8週(2月22日・23日)終了時の順位にて確定の上、終了とし、3月24日(火)より予定しておりますプレーオフセミクォーターファイナル、クォーターファイナル平塚大会からの再開に向け準備を進めてまいります。
全日程を消化しない中でのレギュラーシーズン終了という事態は、総当たりリーグ戦である以上、公平感に欠けるものであり、残り3週の間に順位の変動も大いにありうる中、なんとか無観客でも試合を消化する、という選択肢も併せて検討して参りました。また、プレーオフの日程を後日に調整し、改めてレギュラーシーズンより再開する道も併せて検討して参りました。
しかしながら、無観客試合であっても選手・スタッフが公共交通機関にて移動するリスクが発生いたします。この状況下において、改めて日程を再構築するという対応も、この後に控える東京2020オリンピックへ向けた日本代表活動への影響が大きいことや、体育館等施設確保の見通しが全く立たない中では非常に難しいという結論に至りました。
試合を楽しみに待っていただいていたファン皆様、事情をご賢察の上、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
中止となる試合の一覧表、レギュラーシーズン最終順位、スタンディングス(星取表)は添付PDFの通りとなります。
チケットの払い戻し方法につきましては、こちらをご覧ください。
Wリーグ