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第21回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
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第21回Wリーグ アウォード表彰者インタビュー
「いつでも準備OK! 良い流れを作るのが私の役目」
アウォード【ベスト6thマン】
馬瓜 ステファニー(まうり すてふぁにー)
(トヨタ自動車アンテロープス #33)
※初受賞
──大事なシーズンを前に、特別に準備をしたことはありますか。
「オフの間に3x3でプレーをしていましたから、今シーズンは自分のレベルをしっかり上げていきたいと考えていました。そのため、自分自身ウィークポイントだと感じていたアウトサイドのシュートを迷わず、積極的に打てるようにしようと思っていました」
──ヘッドコーチが交代して役割が変わったとか、こういうところで頑張って欲しいという具体的な指示はあったのでしょうか。
「役割自体はあまり変わっていませんし、ベンチスタートもそのまま。ただ、交代で出場する時は、悪い流れがあったらそれをしっかり断ち切って欲しいという指示を受けました」
──今回、ベスト6thマンを初受賞しましたが、評価のポイントはどう捉えていますか。
「スタートで出ることにこだわりは持っていませんし、チームのリズムが悪い時にその流れを断ち切ることができれば、すごく気持ち良いというか、貢献できていると感じることができます。試合の流れを見ながら、『自分が出たらこうしよう』と考えることができますから、そこはプラスに受け止めています。昨シーズンはディフェンスとリバウンドに集中していて、あまり得点のことは考えていませんでした。今シーズンはできるだけ得点に絡んで行こうという意識が高かったですし、そこが評価されているとしたら嬉しいですね」
──3x3のことにも触れられましたが、アウトサイドシュートを意識してきた中、手応えはいかがでしたか。平均得点が2ケタ以上(Avg.11.50)。リバウンドは平均7本でチーム2番目の活躍をみせました。
「昨シーズンはそもそも打つ機会があまりありませんでした。今シーズンはチームメイトから『もっと打っていいよ』って言われていたので、積極的に狙うことができました。来シーズンは、さらに貢献できるようにしたいです」
──好感触のシーズンだっただけに残念な終わり方になってしまいました。ファンの方々ももっと応援したかったという想いがあるかも知れません。みなさんにメッセージをお願いできますか。
「今シーズンは、チームとして出だしで苦しい状況がありましたが、そのような時にファンのみなさんの声が届きました。『応援しています』というメッセージを直接いただくこともあり、ファンのみなさんのために頑張ろうという気持ちになれたので、本当に感謝しています。今回初受賞ですが、チームのみんながいなければ受賞できませんし、自分がダメな時にみなさんが声を掛けてくださったことが励みになりました。本当に、みんなで頂いた賞だと感じられてとても嬉しいです。ありがとうございます!」