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【後半戦の展望 OGの目・小畑亜章子さん】

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 全日本総合選手権はJX-ENEOSの優勝(2年ぶり18回目)で幕を閉じました。そしていよいよ1/18(土)からはリーグ戦が再開、セミファイナル出場枠の上位4チームを目指し熱戦が繰り広げられます。
 本日から4日間、後半戦の展望をOGに語っていただきます。

 第1回はデンソーOGの小畑亜章子さんです。

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 あけましておめでとうございます。
 いよいよ1月18日から後半戦が始まります。注目されるのはファイナル4争いになることは間違いなし。13試合を終えた時点で、昨シーズン優勝、お正月に行われた全日本総合選手権でも優勝を飾ったJX-ENEOSが前半戦で三菱電機に敗れはしたものの、センター陣を中心とした得点力で安定した強さを見せつけています。2位につけているシャンソンはこの後勝ち星が多いチームとの対戦が続くので、後半戦は厳しい戦いを強いられるかもしれません。デンソー、富士通、三菱電機の3チームは10勝3敗で並んでいますが、その中でも女王JX-ENEOSから白星を挙げた三菱電機は全日本総合選手権で13年ぶりのベスト4に入るなど、ここ数年着々と力をつけており要チェックです。その後に1勝差で昨シーズン準優勝のトヨタ自動車が続いています。この6チーム間での戦いが後半戦どのチームも残っているので、この結果いかんで順位が大きく変わる状況となっています。ほぼ力の差はないため、接戦をしっかりものにできたチームにファイナル4は見えてくるでしょう。

 私が後半戦で注目している選手はJX-ENEOS #23 大沼美琴選手です。前半戦13試合全てでスターターに起用され、JX-ENEOSの中で誰よりも長い時間コートに立っている選手です。日本を代表するガード、#12 吉田選手や安定感抜群のセンター陣に注目が集まる中で、昨シーズン大ブレイクした #11 岡本選手(1試合平均15.67点)の対角にいる大沼選手の1試合平均11.85点という働きが、バランスのいい得点パターンをつくっていると思います。2年目と若い選手ですが、力のあるメンバーと良い経験ができている今シーズンは、コツコツ力を積み重ねてステップアップするチャンス。派手さはありませんが、ひたむきにプレーする姿はWリーグを目指す子どもたちにも良いお手本になる選手だと思います。
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 明日は第2回、JOMO(現JX-ENEOS)OGの大山妙子さんの展望をお届けします。お楽しみに!

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