いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。
林 咲希(ENEOSサンフラワーズ#7)
リーダーズ【3ポイントシュート成功率(東地区)/Avg.47.69%】初受賞
初のタイトル獲得に「チームメイトに感謝したい」
──まずは、3ポイントシュート成功率(東地区)で1位、初受賞の感想をお願いします。
「Wリーグでのリーダーズ受賞は初めてなので、うれしい気持ちです。チームメイトに感謝したいです! ただ、もっと試合の大事な場面で決められるように、力を付けていきたいとも思っています」
──3ポイントシュートについて、どういったシチュエーションで、どういうタイミングで放つのかなど、ご自身が気をつけていることはありますか?
「ボールをもらう前の動きや、スペースの確保を意識しています。そして、(味方にとって)どこがパスを出しやすいのかを常に考えながら、いつでもシュートを打てる準備をしています」
──3ポイントシュートに自信を持ったのはいつ頃からでしょうか? キッカケはありましたか?
「大学生の頃から3ポイントシュートを打ち始めました。毎日相当な数のシューティングをしたので、そこから迷わず打てるようになりました。試合で他の選手と違うタイミングや、クイックに打てていることを実感できてから、少しずつ3ポイントシュートに対して自信が付いていきました」
──特別な練習法(独自の練習法)があれば教えてください。
「まずはその場でのシューティングをし、感覚をつかんだら、試合中にありそうなムービングをしてシュート練習をします。毎日ではないのですが、試合と同じようにダッシュをして、息があがった状態でのシューティングも行っています」
──話は変わりますが、今シーズン、改めて感じたENEOSの強さはどういったところでしょうか。
「ファイナルまでの道のりはすごく厳しかったのですが、人数も少ない中、ケガをしている人の分まで頑張ろうという気持ちと、コートで戦っている責任感を一人ひとりが持てていたのではないかと思います。それを最も示したのが岡本彩也花キャプテン。キャプテンの気持ちの強さが、みんなをあの舞台まで引っ張ってくれたと感じています」
──来シーズンに向けてどんな準備をしようと考えているか、またテーマがありましたら教えてください。
「まずはケガをしない体づくり。体のケアをしっかりして、シーズンを通してプレーができるようにすること。もっとスキルアップを目指したいので、3ポイントシュートはもちろん、ドライブやパスなどプレーの幅を増やし、相手が守りにくい選手になれるよう日々精進していきます」