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【interview】第22回Wリーグ表彰者・小池遥(シャンソン)

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 いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。

選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。



小池 遥(シャンソン化粧品シャンソンVマジック#1)

リーダーズ【スティール(東地区)/Avg.2.50本】初受賞 

初のスティール受賞。「基本はしつこくマークすること」


──2020-21シーズンは、新たに李玉慈ヘッドコーチが就任しました。シーズン前の準備はいかがでしたか?

「チーム練習ができない中、そこは個人技を上げる期間だったと受け止めました。ベテラン選手が抜け、私が先頭に立たなければいけない状況でしたが、なかなか思い通りに行かず…。ただ、キャプテンの私がこんな状態だとチームは機能しない、そう思ったことがきっかけで、もう一度、自分自身をしっかり見つめ直し、個人としてもチームとしても成長できたシーズンになりました」


──スティール部門で初受賞です。

「もともとディフェンスは好きではなかったのですが、シャンソンでの3年間で『ディフェンスができる選手』というのが定着し、周りからそう見ていただけるようになりました。相手のプレーを読むのが好きで、ディフェンスでも思い切りよくプレーするうちに、少しずつ好きになりました。それが、スティールの数字に表れたので、この受賞はうれしいです」


──プレーで気をつけていることや、スティールのヒントがあれば教えてください。

「ほとんど無意識です。基本はしつこくマークすることが大事で、ギャンブル的にボールを取りに行くようなディフェンスはしないように気をつけています。初めからスティールを狙っているわけではなく、『ボールが取れればラッキー!』 ぐらいの気持ち。あとはパッサーがどういう動きをして、どこを狙っているのか注意しています。それが成功の秘訣なのかもしれません」


──李HCからは、キャプテンとして特別な指示や指導はありましたか?

「それはあまりなくて、好きなようにプレーさせていただきました。双方に信頼感があり、よく話をしたのが良かったのだと思います」


──キャプテンとして、よくコメントを求められたと思いますが、話すのは得意ではないとお聞きしています。

「苦手です。でも、一年で性格が変わったのか、話せるようになりました。キャプテンとして人前で話をする機会が増え、それが良かったのかもしれません。ただ苦手は苦手です(笑)」

──プレーも話をすることも、苦手を克服できたシーズンだったのですね。

「ディフェンスが好きになりましたし、個人タイトルも受賞。セミクォーターファイナルで三菱電機コアラーズに敗れましたが、あの試合が次のシーズンへのスタート。ファイナルを見て、『あの舞台に立ちたい』と燃えるものがあったので、一歩でも近づけるように頑張ります」


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