いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。
梅沢 カディシャ 樹奈(ENEOSサンフラワーズ#24)
リーダーズ【フリースロー成功率(東地区)/Avg.90.48%】初受賞
フリースローは「ひと呼吸おいて、肩の力を抜くことを意識しています」
──フリースロー成功率(東地区)で1位、タイトル初受賞の感想をお願いします。
「今シーズンはケガでレギュラーシーズンの後半戦から欠場した中、このような賞をいただくことができ、とても感謝でいっぱいです」
──もともとフリースローは得意なのでしょうか?
「バスケットボールを始めた頃からフリースローは得意でした。なぜなら、唯一ディフェンスがいない状態で打つことができるからです(笑)」
──シュートを打つまでのルーティンはありますか?
「フリースローラインに立ったら、ひと呼吸おいて、肩の力を抜くことを意識しています。私は、試合中は少し焦ってしまうことがあるのですが、ENEOSサンフラワーズに入ってからは、自分の気持ちを落ち着かせるために今のルーティンを始めました」
──高確率でフリースローを決めるコツがあれば教えてください。
「コツはないですが、私自身は何も考えないでリラックスした状態で打つのが一番いいと思っています」
──フリースローはアグレッシブにシュートに行くことでチャンスが生まれます。今シーズン、センターとしてどんなことに気をつけていましたか?
「オフェンスリバウンドを取れば、どんどん(フリースローの)チャンスが生まれるので、とにかくリバウンドを取ることを意識していました。フリースローの数が増えたのはリバウンドが取れたから。それが受賞につながったと考えています」
──後半戦はケガで離脱。悔しいシーズンでしたが、ベンチではチームメイトの頑張りをどのように見ていましたか?
「選手個々の実力や気持ちがみんな強くて、本当にすごいチームにいるのだなと改めて感じました」
──この悔しさを次シーズンの成長にどうつなげたいと考えているのでしょうか。
「コートでプレーしていた時とは違うこともたくさん見えたので、それを糧に、選手として、また人としても成長できるようにしていきたいです」
──次のシーズンに向けて、決意表明をお願いします。
「(最後まで)コートに立てなかった分、次のシーズンはこの悔しさをコートの上でぶつけます!」