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【第15回Wリーグ・プレビュー/意地】

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 第15回Wリーグはセミファイナル進出4チームを巡って上位6チームが大混戦。2敗のJX-ENEOSを追って4敗がデンソー、5敗にシャンソン化粧品とトヨタ自動車が並び、それを7敗の富士通、8敗の三菱電機が追いかけます。セミファイナル4チームに向けて上位チームは息の抜けない戦いが続きます。

 今節の注目カードは、2位・デンソー(19勝4敗)vs7位・トヨタ紡織(9勝14敗)の対戦です。
(2月22日(土)、23日(日)ウィングアリーナ刈谷)

 女王JX-ENEOSにも勝利を収めたデンソーは、ここのところ好調。今季1試合当たり平均失点を55.30と12チーム中唯一50点台に抑えているディフェンスが武器です。まだJX-ENEOSと2試合、シャンソンとも2試合残していますから、両チームを叩いてレギュラーシーズン1位となって、セミファイナルを優位に戦いたいところです。
 もっとも、前節に羽田が富士通に手痛い黒星を与えたように、まだまだ下位チームにも上位チームを倒す力があります。デンソーも気が抜けません。

 注目選手は、トヨタ紡織 #33 長部。順天堂大出身の27歳。WIリーグ時代はシーズンMVPにも輝いた逸材です。昨季から合流したWリーグでは、厳しいディフェンスに平均得点、リバウンドともに数字を落としてはいますが、スイッチが入れば2桁得点・2桁リバウンドの「ダブルダブル」は当たり前の実力です。12月に行われたデンソーとの対戦では、鋭いドライブで22得点、16リバウンドを挙げてチームをけん引し、第4Q開始時までリードを奪っていました。今回も意地のダブルダブルで、WIリーグを共に戦った羽田や日立ハイテクが上位チームを倒したように、トヨタ紡織も負けずに上位チームに勝利を挙げたいところです。

 デンソーが堅いディフェンスで勝利を積み重ねるのか?トヨタ紡織が意地の勝利を挙げるのか?
 是非、お近くの試合会場まで足をお運びいただき、寒さを吹き飛ばす熱い戦いをご覧ください。

(写真は、トヨタ紡織 #33 長部沙梨選手)

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