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第23回Wリーグ HCインタビュー【新潟アルビレックスBBラビッツ】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチームの状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


チームに根づいた、最後まで諦めないメンタリティー




 昨シーズンから4選手が抜け、新戦力が6選手。未知数な部分はあるものの、札幌山の手高校出身の2人、中村華祈や河村美侑(札幌山の手高校~専修大学)は戦力として計算できる選手です。9月の「オータムカップ2021」でも良い動きでしたが、中村は高校を卒業したばかりですから、開幕前にケガをしないよう配慮した起用になりました。河村はアーリーエントリーでWリーグの経験があり、チームにも馴染んでいます。

 核となるのは北川直美と宮坂桃菜の2人で、オータムカップでもチームを引っ張りました。宮坂は得点力を発揮し、北川はケガから回復しつつあり、本来の調子に近づいています。

 東京オリンピックで平均身長が下から2番目の女子日本代表が銀メダルを獲得しました。我々もWリーグで二番目に平均身長が低いので、彼女たちの戦い方をヒントにしたいです。まずはディフェンスを頑張ること。オフェンスはインサイドで勝負できないため、アウトサイドシュートで得点を狙うことになります。

 若いチームでキャリアはありませんが、そこは開き直ってプレーすればいい。ファウルを怖がらず、どんどんチャレンジしなさいと指示しています。ディフェンスでしっかり守り、切り換えの速い展開に持ち込む、そういった頑張りが大事だと思います。

 選手たちにとってWリーグは最高の舞台。以前は「戦わずして負けている」すなわち気持ちで負けている印象がありました。私が就任してからは、がむしゃらにぶつかっていこうという意欲が感じられるようになりました。そこは成長の証であり、やるべきことをやって自分たちがフラストレーションを貯めこまない試合をしようと強調しています。

 昨シーズンの1勝は、大きな意味がありました。99得点に気持ちの変化が表れており、今シーズンにつながっています。地元・阿賀野市で開幕戦を戦いますので、選手たちが一生懸命頑張っている姿を観ていただきたいと思います。選手たちを後押ししてくださるよう応援お願いいたします。




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