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【interview】第23回Wリーグ表彰者・三好 南穂(トヨタ自動車)

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いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第23回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰者それぞれに2021-22シーズンを振り返ってもらいました。







三好 南穂
アウォード【レギュラーシーズン ベスト5/SG】 初
リーダーズ【3ポイントシュート成功率】4年ぶり2回目
     【フリースロー成功率】初

──本当にお疲れさまでした。少し時間が経ちましたが、引退の実感は?

「今はまだバタバタしてるので、これから(現役選手として)バスケをしない生活が信じられない気がします。普通にバスケ、やってそうな感じです(笑)」

 

──ベスト5は、なんと初受賞です。感想はいかがでしょうか?

「ただただ嬉しいというか、選んでいただいてすごく光栄です。これまでは自分には遠い賞、名前が挙がるとは思っていなかくて、ラストシーズンに受賞できて良かったなと思います。同じポジションに篠崎 澪選手(富士通#11)や渡邉 亜弥(三菱電機#45)など、エース級の選手、スター選手がいますから、自分は及ばないと思っていました。」

 

──3ポイント部門は4年ぶり2回目の受賞です。満足いく数字でしたか?

「50%を超えているので、とても満足していますし、自分でもビックリ……今シーズンに入る時、もし私が受賞できるとすれば3ポイントかフリースローだと思っていました。最後だし、どっちか獲りたいと思っていたんです。
私は3ポイントシューターというイメージが強いので、そこを止めればいいと思われていたはずです。そこを止められた時にジャンプシュートやドライブに行く、そういうプレーに挑戦したというか、意識したのが良かったんだと思います。ラストシーズンという気持ちが強く、吹っ切れたというか、怖いもの知らずのプレーができたのも大きかったですね。」

 

──オリンピックで銀メダル、連覇や数々の個人賞受賞……(引退は)気が変ったことは?

「オリンピックは達成感があり、気持ちは変わらなかったんですけど、23月は自分でも調子が良いと思っていたので「このまま終わっていいのか、自分の選択は合っているのか」とは考えました。でも、やはり来シーズンもプレーしている姿は想像することができませんでした。」

 

──若手が成長し、トヨタ自動車は良いチーム、強くなったなという印象が強い?

「いや本当にそうですね、もともと後輩たちの能力が高いのは身に染みて、練習から感じていました。ファイナルの1戦目の第34クォーターでは、私や長岡らベテラン勢がベンチにいて、コートに出ているのがU-23のメンバーだけ。それでもしっかり戦っていて、すごく頼もしくプレーしている。その姿を見ながら、「もう大丈夫だな」っていうか、若いメンバーの成長を改めて実感しました。
最後だという感傷的な気持ちより、前向きに、いい形で終われたらなと思っていたので、連覇は本当に嬉しいです。これからもトヨタ自動車の応援、よろしくお願いします!」





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