Quantcast
Channel: |WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)公式サイト|
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1877

第24回Wリーグ HCインタビュー【トヨタ自動車 アンテロープス】

$
0
0
いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


「変化を恐れず改善し成長することが大切」



初めてヘッドコーチを務めますが、イヴァン トリノス アソシエイトHCや松井 康司ACら信頼できるコーチ陣がおり、とても良い雰囲気で練習ができています。リーグ最年少の指揮官と若い選手たちですから、日々改善と成長が重要だと思っています。連覇を果たしたチームだと見られるでしょうが、それは昨季までのこと。今はただ、自分たちがやりたいバスケットにフォーカスしながら準備を進めています。

バスケットはトランジションの速いスポーツであり、時には直感で動かなければならないことがあります。ではその直感はどこから来るのかというと、「経験と知識」からではないでしょうか。経験だけではなく、そこに知識が加わらなければなりません。まだまだ勉強不足ですが、大学院(筑波大)でコーチングを学び、選手時代にWリーグや海外のクラブでプレーしたことや、昨季までのAC経験が活かせると思います。
今季のチームづくりにおいては、ディフェンスからオフェンスへの切り換えを重視したいと思っています。コーチ陣に役割分担をお願いし、私自身はより客観的に、俯瞰的にチームを見るようにしています。

ロスターは大幅に代わりましたが、それは今季のことにとどまらず、どんな人生でも変化があり、改善やチャレンジが大事になってきます。選手たちにもそう受け取ってもらいたいですし、さまざまなビジョンにおいても、あるいは日々の生活の中でも多々あることだと捉えています。自分がどういう立場でチャレンジするのか、何をつかみ取って行くのかは自分しだい、そう思っています。
そのロスターは11名だけで、誰か一人が欠けても難しい局面になってしまいますが、ポテンシャルの高い選手が揃っています。選手たちにはチームコンセプトの理解や臨機応変さ、IQとはまた違ったAQを伸ばす努力が必要になるでしょう。連覇ができるのは私たちだけです。ただ、チームの状況が変わっている事実もあります。改善が必要だというのもわかっていますし、それが成長につながるというのもわかっています。それらを上手く融合しながら、最後はファイナルの舞台に立ち、優勝という目標へ、常にポジティブな気持ちで練習や試合に臨みたいと思っています。私は言葉の力を信じています。

一喜一憂……勝つ時も負ける時もチームで戦う、そんなシーズンになると思いますので、みなさんも一緒になって戦ってもらえると心強いです。引き続き熱いご声援よろしくお願いいたします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1877

Trending Articles