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第15回Wリーグ・受賞者コメント レギュラーシーズンMVP

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デンソー アイリス #8 高田 真希(初受賞)

Q:ケガから復帰し、見事レギュラーシーズンMVPを受賞されました。喜びの声をお願いします。
──昨シーズンはケガで戦列を離れてしまい、チームの成績も7位まで落ちてしまいました。それは私にも責任がありますし、申し訳ない気持ちでした。チームメイトやファンの方々、会社の関係者のみなさんに申し訳ないという思いがあり、もう一度、自分に対する信頼を取り戻さなければいけない、そういう気持ちで今シーズンに臨んだんです。
自分なりのテーマですが、支えてくださった方々への“感謝”の気持ちを意識しながらプレーしていましたが、その結果としてこの賞をいただけたのは嬉しかったです。これは自分ひとりの結果ではなくて、チームメイトに活かされて、「この賞をいただけるところに戻ってこられた」という気持ちが大きいです。
自分ひとりではが頑張っても受賞できませんし、ケガをしていなかったら受賞できなかったかも知れません。昨シーズンの経験は無駄ではなかった、という思いは強いですね。

Q:「ケガをしていなかったら……」というのは?
──私たち選手は、コートに立っていなければ本当に何もできません。それが仕事なので、休んでいる間は歯がゆかったですね。大きなケガは初めてだったので、焦りを募らせるのはよくないと考え、そこは割り切って治療やリハビリに専念しました。
デンソーに入ってからはシーズンを戦って、それ終われば日本代表という繰り返し。しっかりトレーニングをする機会がなかったように思います。ケガでシーズンを棒にふり、日本代表も辞退して、自分に向き合う時間が増えたんです。一からトレーニングをさせていただいたので、身体が強くなったり、シュートレンジが広がったり……それが、チームプレーに好結果をもたらし、自分の役目を十分にこなすことにつながりました。
数字にも表われましたが、チームに貢献できてMVPを受賞。初のファイナル進出を勝ち取れたことがとても嬉しかったです。

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