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第15回Wリーグ 受賞者コメント  コーチ・オブ・ザ・イヤー

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JX-ENEOSサンフラワーズ 佐藤 清美(2年連続2回目)

Q:見事Wリーグ6連覇、また、昨年は成し得なかったオールジャパンとの二冠も達成されましたが、振り返っていかがですか?
──もちろん、選手が頑張ってこその結果なんですが、ウチの場合はスタッフも含め、みんなが自分の仕事・役割をきちんとこなしたからこそ、好成績が収められたと実感しています。チームの環境を整える高橋部長、練習や試合に関しては私とトム(ホーバス/AC)が責任を持ちます。キャプテンの新原を始め、選手個々も与えられた役割をきちんとこなしてくれました。

Q:就任1年目の昨シーズンと比べて、少しは余裕がありましたか?
──余裕というか……気持ちの面ではそうかも知れませんが、チームづくりにおいては今シーズンのほうが難しかった。というのも、開幕直前まで代表活動があり、皆が揃っての練習はほとんどできませんでしたから。
気持ちの面で言えば、FIBA ASIAで優勝した主力を抱えたチームが勝てなかったらどうしようと。MVPの渡嘉敷、ベスト5の間宮、吉田がいますからね、勝って当然みたい雰囲気でプレッシャーが……それは、あまり考えなくてもいいのでしょうが(笑)

Q:手応えを感じ始めたのはいつ頃からでしょうか?
──オールジャパンで優勝して、ようやく昨シーズンのチームの雰囲気に近づいてきました。それで「よしっ!」と思ったら吉田が離脱することになって「リーグ制覇は厳しいかな」、と不安が頭をよぎりました。ただ、逆に選手たちがよく奮起してくれたと思います。今までは吉田に頼っていたところがあったのが、自分たちで何とかなしなければ、と考えてプレーするようになったんです。

Q:レギュラーシーズンの途中で主力を欠き、ベンチワークは難しかったと思いますが?
──新原と岡本をPGで起用し、以前から宮澤の得点力を生かしたいという考えがあって思い切ってポジションを3番に上げました。もし彼女が日本代表として活躍できるとすれば、コンバートは必要でしょう。彼女自身、積極的に取り組んでくれましたね。スタッフと選手がコミュニケーションを取り、考えを共有できているのが我々の強みです。私やトムの意図を理解し、選手たちが良くやってくれました。この賞はみんなに支えられたからこそ受賞できたと思っています。

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