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セミファイナル第1戦 試合後コメント(トヨタ自動車、シャンソン)

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トヨタ自動車 アンテロープス

大神 雄子HC

「まず1つ勝てたことが良かった。若いチームなので11つのプレー、一瞬一瞬がすごく自信になりますし、すごく大事にしてきた分、最終的に勝ててホッとしています。もちろんプレーオフは2戦先勝ですので、明日勝ってこそ勝ち切ることになるので今日は今日、明日は明日とつなげて頑張っていきたいと思います。
 今日はイゾジェ ウチェ選手に対して、インサイドの選手たちが体を張って頑張ってくれました。基本的にはしっかりとインサイドを使うプレー、またアウトサイドでは川井麻衣、山本麻衣とチームに2人のハンドラーがいますから、そこから切り崩してオープンショットを見つけていく、そのような展開ができたんじゃないかなと思います。
 昨季からチームを引っ張ってきた山本、馬瓜ステファニー、川井を中心に、今季しっかりとつくり上げてきたものが、今日の試合にも随所に出ていたし、他の選手がピースとしてはまっていく。今日は梅沢 ガディシャ樹奈だったり、平下愛佳だったりがいて、チームでしっかり勝てた試合じゃないかなと思います。
 何回経験してもプレーオフというのは特別なもの。それがモチベーションになれば、その緊張が良い緊張となり、いろいろなシチュエーションが生まれてくると思います。戦術や選手のローテーション、11人がしっかり守るそれぞれの役割……そういうプレーオフらしく駆け引きが、一番のバスケットボールの面白さだと思います。」


 

23 山本 麻衣選手

「シャンソンはプレーオフを勝ち進んできて、勢いに乗っているチームだったので、そこは波に乗らせないように、3ポイントとリバウンドをやらせないようにみんなが意識して試合に入りました。1クォーターはリバウンドを取られてしまい、自分たちの流れに持ってこられなかったんですけど、2クォーターにしっかり修正でき、自分たちの良い流れで展開することができたのが良かったと思います。
 大きな舞台でプレーすることが本当に楽しみなので、緊張はあんまりしてなかったです。みんなで楽しもうと思って、みんなで良い顔でプレーしようと思って……そこが思い切りの良いプレーにつながって良かったかなと思います。
 明日も今日と同じように、リバウンドと3ポイントのところ相手にやらせてしまうと乗ってしまうので、40分間徹底して抑えることと、ウチェ選手と小池選手のホットラインをどう守るかがカギになってくると思います。
 悪い流れになった時に下を向いてしまうと、みんなも同じように伝染してしまうので、そこはリーダーとしてみんなをしっかりみんなを鼓舞して引っ張っていくつもりで、昨季とはまた違った気持ちで臨んでいます。積極的にシュートに行くようにしていますが、全員点が取れるので、そこは状況判断で無理に行くことはしません。今日はいい判断ができたと思います。」

 

24 梅沢 カディシャ樹奈

「今日の試合の感想は山本選手と一緒なんですけど、1クォーターはリバウンドを取られてしまいました。そこは自分たち(インサイド陣)が抑えるべきところなんですけど、2クォーターで修正できたので良かったと思います。ですけど、また最後のほうに自分たちの流れを止めてしまったので、そこは明日に向けての修正点でした。
 1月に静岡でシャンソンと対戦した試合は(ファウルトラブルで)悔しかったので、今日はそれを挽回できたらいいなという気持ちで臨みました。もうちょっとインサイドを攻められたんじゃないかなっていう気持ちもありましたが、それでも15点取れたので良かったかなと思います。
 イゾジェ ウチェ選手とパレイ ルセアヘネイララ 紀子選手はタイプが違ったんですけど、私がやることは同じでしっかりボックスアウトをすること。2人ともリバウンドに飛び込んでくるので、ボックスアウトをすることと、シュートもすぐに行くんではなくてできるだけピボットを使うように心掛けようと思っていました。」



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■鵜澤 潤HC

「ゲームの入りは悪くはなかったんですけど、2クォーターで相手にオフェンスリバウンドを取られてしまう時間帯があって、そこでディフェンスの脚が止まって、オフェンスの脚が止まって、ウチの良くない時間帯が長く続いてしまいました。そこからなかなかリズムを取り戻すことができませんでした。リバウンドを大切にしているチームですが、なかなか上手く行かなったと感じました。
 早い段階で一桁の点差、残り5分を切った時点で理想とすれば一桁に持って行きたかったのですがなかなか上手くいかず、自分たちの良いオフェンスができなかったり、相手にリバウンドを取られてセカンドチャンスを与えしまったり……トラップを仕掛けたところを上手くリリースされてオープンの3ポイントを打たれてしまうなど、かみ合わなかったことが多かった。終盤は仕掛けるしかないのかなと思ったし、一戦目を取りたかったというのが正直なところなのです。オフェンスリバウンドを取られた、ウチがゾーンを敷いている時間帯でした。マンツーマンと違ってリバウンドが少し弱くなってしまうのか、何かしら理由があると思うので、明日に向けて試合を見直して、ゾーンでもリバウンドが取れるようにチームとして修正したいと思います。」

 

■#1 小池 遥選手

「この一週間でもリバウンドを大事にしようと練習をやって来たんですけど、相手にオフェンスリバウンドを取られて、そこから3ポイントやセカンドチャンスシュートをやられてしまい相手のリズムになってしまったのが負けた原因だと思います。レギュラーシーズンと比べて、ボールを取るという部分で負けてしまったのかなというのがあります。
 相手のディフェンスのプレッシャーに対して、自分たちが逃げてしまったのかなと思うのと、オフェンスでは脚が止まってしまったので、自分たちのリズムでプレーできなかったのが敗因かなと思います。ただ40分間の中で、ビッグマンとの2メンゲームでアタックするところはできていたと思います。それを継続して、相手を崩して自分で行くのか、味方にパスをするのかをもっと徹底すれば、早い段階で自分たちのリズムに乗れたと思います。明日は成功しているプレーに関しては、それを徹底してやって行きたいと思っています。」

 

■#3 金田 愛奈選手

「ヘッドコーチも小池さんも言っていたように、オフェンスリバウンドからのセカンドシュートで流れを持って行かれたのが大きな敗因かなと思います。個人的になってしまいますが、マッチアップしている馬瓜ステファニー選手にオフェンスリバウンドを5本も取られているので、そこは私自身が抑えられていなかった部分だと思います。相手にやらせたくないことを、自分たちからやらせてしまって、相手のリズムに乗せてしまったところが良くなかったと思います。
 相手の大きい選手を引き出して、アウトサイドからの11とか通用した部分もあったんですけど、今日はオフェンスの動きが止まってしまったという部分がありました。本来はオフボールのところでもっと私が動いて、もっとオフェンスの機動力を作っているんですけどそこは脚が止まってしまっていたので……明日は11もそうですけど、もっとチーム全体の動きを作っていけるようにしたいなと思います。」




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