いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第24回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰者それぞれに2022-23シーズンを振り返ってもらいました。
赤穂 ひまわり(デンソー アイリス #88)
アウォード【レギュラーシーズン ベスト5/SF部門】3年連続3回目
──3年連続3回目の受賞です。年々自信を深めていると思いますがいかがでしょう。
赤穂:Wリーグの中には、すごく上手い選手もいれば強い選手もいます。その中でこうして3年連続で選んでいただいているということ自体が、すごく自信にもなりますし、ありがたいことだと思っています。
──さらにバージョンアップするために取り組んできたことがあれば教えてください。
赤穂:特に意識してきたのは、年々チームの核として、主力として活躍できるようにならなければいけないということ。ずっと思ってきたことですが、さらに今季はキャプテンも任されていたので、その意味ではしっかりしようと心がけた一年でした。
──キャプテンはプレッシャー、それとも責任感が増してきましたか。
赤穂:最初、キャプテンをやりなさいと言われた時は「えぇ!! 私がやって大丈夫なの」っていう気持ちがありました。だけど、選んでもらったし、任せてもらったということで、やるからにはしっかりできることはやろうという気持ちで臨むことができました。
──いろいろな場面で、チームを代表して話す機会も増えたと思いますが、それもプラスになったのでは?
赤穂:そうですね、キャプテンをやらせもらったことで増えたのは事実ですし、この立場(キャプテン)にならなければ経験することがなかったことです。本当はこういうのが苦手、得意ではないので大変ですけど、それも良い経験で、プレーヤー以外の部分でも経験値としてプラスになっているかなと思います。
──アウォードの投票で、全ポジション中最多得票数でした。印象的な試合やシーン、プレーなどはありますか。
赤穂:シーンやどの試合というのではないんですけど、スモールフォワード部門となったらサイズが大きいほうだと思うので、その部分でリバウンド数が多かったと思います。それが、私が3番で出ている時のプラス(アドバンテージ)だと思うので、数字として残ったのはよかったと思います。
──チームは初のレギュラーシーズン1位ですが、これについてはいかがでしょうか。
赤穂:そこは素直に嬉しいですし、やってきたこと……もちろんプレーオフで勝つのが一番なんですけど、レギュラーシーズンの過程でも結果が残ったのは、みんなの自信になって良かったと思います。
みんなが自分の仕事を全うしてくれた結果だと思いますし、本当に試合を重ねるごとに、チームが良くなっているという実感がありました。ファンのみなさんが観ていても面白いチームになったのかなと思います。本当に良いチームだったと思います。来季はプレーオフで勝てるように、基本的にはチームで戦いますが、大事なところではもっと核になれるように頑張りたいと思います。