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第25回Wリーグ HCインタビュー【山梨クィーンビーズ バスケットボールクラブ】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

山梨クィーンビーズバスケットボールクラブ 石川幸子ヘッドコーチ

地元に愛され、地元に勇気を届けるチームになる



──ヘッドコーチは初めてだと思いますが、どんなチームをつくりたいと思いますか。
 自分も含めてですが、チャレンジし続けるチームになりたいと思っています。チームに合流したのがGW明けからですが、最初に感じたのは勝負を楽しめる選手が多いということ。それは驚きでしたし、強みなると思いますからどんどん伸ばしてきたいと思っています。

──勝負を楽しめるというのは?
勝つことを素直に喜び、負けることを悔しがり、何度も諦めず挑戦している様子。仮にゲームの入りが悪かったとしても最後まであきらめない。自分たちのリズムをつかんだら、一気に得点を重ねたり、ディフェンスで脚が動いたり、いいリズムでプレーができるということでしょうか。

──選手時代も含め、Wリーグでのキャリアは長いと思います。HCとしてまず取り組んだことを教えてください。
このチームは昨シーズン、失点が多かったと思います。サイズもなかったですが、今シーズンは#1アンモールプリート(コール)や#5富田(愛理)など180㎝台の選手がいて、他チームに比べれば低いですがそこはプラスになっていますから、まずは失点を減らしていこうと練習に取り組んでいます。

──昨シーズンまで対戦相手として見ていましたが、当時から伸びしろだと感じていたところはありますか。
 乗れば強いチーム、怖いチームだったなと思います。選手は入れ替わっていますが、それはチームの土台としてあると思います。地元で愛されているクラブチームで、熱心な応援を受かられるというもの強みだと思います。

──期待する選手を挙げていただけますか。
 もちろん全員なんですけど、核となるのはスターターのPG#38宮坂(桃菜)と、センターのアンモールプリートにはインサイドで体を張ってもらわなければなりません。選手起用についてはタイムシェアという考え方もありますが、いかんせん練習時間がそう長く取れませんから、体力面で不安があるというのも正直なところです。

──クラブチームとしての歴史を刻み、地元ファンが熱心に応援してくださっています。
 本当にありがたいと思います。地元での試合はもちろん、遠征に出掛けてもアリーナに足を運んでくださるファンの方がいますから心強く感じています。勝利をお届けすることが一番の恩返しになりますが、常に全力で、山梨QBらしいプレーを見ていただきたいと思います。今シーズンも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

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