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第25回Wリーグ HCインタビュー【デンソー アイリス】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

デンソー アイリス ヴラディーミル ヴグサノヴィッチ ヘッドコーチ

あと一歩……その先の景色をみんなで見よう!



──昨シーズンは悔しいシーズンだったと思いますが振り返りをお願いします。
 最終結果は受け入れなければなりません。昨シーズン、ルーキー4選手が加入したチームとしては、戦術的な理解も含めよく戦ったと思います。もう今シーズンに目を向けていますが、少なくとも昨シーズンのレギュラーシーズンの成績はキープしたいと思っています。オータムカップは#8髙田(真希)、#88赤穂(ひまわり)不在の中、課題はあったものの、開幕に向けてもう一度見直す良い機会になったと捉えています。自分たちが目指すところ、目標は変えずにやっていきたいと思います。

──ベテラン選手がチームの支えとなり、そこに新戦力が加わって充実したロスターになったのではないでしょうか。
 ベテランと若手の融合が上手くいっていますし、チームの雰囲気はとてもいいです。みんなハードに取り組んでいますから、その点では大いに満足していますし今シーズンの展望に明るさを感じています。

──今シーズン、特に選手たちの強調してきたことはありますか。
 コーチの仕事として、すべての面において貪欲に成長させたいという望みがあります。今シーズン、チームによく伝えているのは、「トランジションはよくても、ハーフコートの5対5になった時、最終的な遂行力(得点力)が足りない」ということ。そこはシュートの成功率が低かったとみんなが認識していますから、一番に強化しなければならないと思っています。ディフェンスでは、新しい選手が加わったとしても、昨シーズン、自分たちがやっていたアグレッシブなディフェンスをチームの戦術としてきちんと落とし込まなければなりません。

──(差し支えなければ)期待する選手を挙げてください。
 プレッシャーがかかるかもしれないので、あまり名前は言いたくはありませんが、赤穂ひまわりに関してオフェンスでの大事な役割を担ってほしいと考えています。プレッシャーを与えることになるかもしれませんが、若手選手にはもっと自信を持ってプレーしてほしいと思っています。

──ベテラン勢、特に髙田選手に関しては、あまり心配はない?
 そうですね、彼女はチームを愛していますし、日本代表としての取り組み方も素晴らしい。私のコーチ経験の中でもトップクラスのメンタルを持ち合わせている選手です。彼女がリーダーシップを発揮してチームをまとめていますし、周りの選手たちは彼女の存在を認めながら、自分たちが成長してチーム全体をサポートしようと努力しています。昨シーズンの悔しさをみんなで晴らそうと一生懸命に取り組んでいます。今シーズンも応援よろしくお願いいたします。

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