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第25回Wリーグ HCインタビュー【トヨタ紡織サンシャインラビッツ】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞の名将が導く新たな道



──2021-22シーズンに「コーチ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています(トヨタ自動車 アンテロープス)。新たな挑戦となるトヨタ紡織でのチームづくりはいかがでしょうか。
 今はチームの全員が成長できるように様々な働きかけを行っています。今シーズンの目標はみんながチームに馴染むこと。選手やスタッフ、ファンや関係者もひとつのチームとして戦っていきたいと思っています。みんな一生懸命頑張っていますし、少しずつ成長しています。

──新たな環境で最初に取り組むことはなんでしょうか。
 ヘッドコーチとして、どういうルールをつくりたいのかを明確にすること。選手・スタッフに伝えますが、みんな同じチームの一員です。それから選手たちのプレースタイルをよく見て、個々の選手たちのスタイルを崩すことなく、私が求める新しいスタイルを融合させながらチームビルディングを行っていきます。トヨタ自動車の時と同じように、1年以上かかるかもしれません。トヨタ自動車はつくり上げたスタイルを選手全員が共通に理解し、オートマテックにプレーすることができました。ここトヨタ紡織でも同じように、すぐに取り組んでできるだけ早く成果が出せるようにしたいと思います。

──チームに合流して日が浅いかも知れませんが、期待する選手はいかがでしょうか。
 大事なことは2つあります。選手一人ひとりではなくて、チームとしていかに成長するか大切だと思っています。それぞれの選手には、それぞれの役割がある。ただ、このチームで言えることは、若い選手が多いということです。#7都野(七海)や#10平下(結貴)、#18伊波(美空)の3選手については、チームプロジェクトを通して成長し、将来メインプレーヤーになれるという期待を持っています。

──以前、トヨタ自動車で優勝を経験しています。トヨタ紡織でも同じステップを踏みながら頂点をめざすわけですね。
 まだチームビルディングの途上かもしれませんが、慎重に頂上へ。プレーする時は自分たちらしいプレーを徹底すること。チームで練習したことを出してもらいたいし、ミスをしても構いません。プレッシャーを感じることなく、自分らしくプレーすること。立ち止まってはいけません。コートに立てば、迷う必要すらありません。

──Wリーグでは新たなチャレンジになります。意気込みをお聞かせください。
 今、Wリーグで活躍している選手たちというのは、オリンピックで金メダルを狙えるクオリティを持っていると思います。その世代とともにしのぎを削るということにとてもやりがいを感じています。私たちはトヨタ紡織らしいバスケットで挑みます。ぜひ応援してください。よろしくお願いいたします。

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