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2024-25開幕特集 ヘッドコーチインタビュー【アイシン ウィングス】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。



アイシン ウィングス 梅嵜 英毅ヘッドコーチ

「高さ」と「キャリア」の補強が若手の成長をサポート


──実績のある選手たちが加入しました。チームづくりの手応えはいかがでしょうか。
まだ仕上がり十分とは言えません。スターターと、そのバックアップメンバーの差を意識しながら練習に取り組んでいます。弱点だった「高さ」は大きな戦力が加わりました。ここを最大限活かさなければならないと思いますが、頼り過ぎると相手に読まれてしまう。12名の少ないロスターですから、ひとつのチームとしてしっかりまとめ上げることが重要だと考えています。

──新メンバーを迎えて、これまでとは違う対応も必要なのではないでしょうか。
そうですね、これまでセンターがいない状況のバスケットを続けてきました。いい補強ができたのは確かですけど、今まで通りのバスケット、5人が連動して動くバスケットをしっかり仕上げていかなければなりません。

──今シーズン4回戦制ですが、どのような対策が求められると考えていますか。
4回戦えるのはチャンスがある、そう思っています。自分たちのバスケットを定着させつつ、相手のスカウティングに時間をかけられます。キャリアのある移籍組はすぐに、新たな環境やバスケットに対応してくれるでしょう。既存の若手たちはこれまでのバスケットに大きなプラスαが加わった状況を理解し、自信を持ってプレーできるはずです。思い切りシュートを狙ったり、一度ボール預けて次の展開を狙ったり、そういう状況がどんどん生まれるはずですから、そこは楽しみにしています。

──チームのアピールポイントは「高さとキャリア」が加わったこと、そこに若手が融合しているということですね。
高い位置からプレッシャーをかけるディフェンスは十分通用していますから、そこは継続していきます。そのためにもベテラン勢には「体力をつけてもらわないと困るよ」と伝えています。今シーズンはより多彩なバスケット、今までにないスタイルのバスケットが展開できると考えています。ですからなおのこと、チームの土台をしっかりつくり上げたい。昨シーズンは、「絶対ベスト8に入ろう」という意識で戦ったことでチームの雰囲気が変わったと思います。ギリギリでしたが1部(Wリーグ プレミア)入りを果たし、勝ちたいという意識づけができました。選手たちのモチベーションがもう一段高まっています。

──ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
若手とベテランが上手く融合した、ウィングスらしい動き回るバスケットを展開しますので、今シーズンも応援よろしくお願いします。

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