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第16回Wリーグ・プレビュー/初勝利はどちらに

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 第16回Wリーグは第4節を終了し、デンソーが無傷の6勝0敗で首位。2位には富士通が6勝1敗で続き、その後2敗に4チームが固まる戦国状態。この中から抜け出るチームは出てくるのでしょうか?

 勝つチームがあれば、負けるチームもあります。デンソーが無敗でひた走る中、日立ハイテクと羽田は未だに未勝利。ともに7敗です。
 今節は、その両チームが対戦です。(29日(土) 富津市総合社会体育館)
 どちらが勝っても今季初白星。特に日立ハイテクは、トヨタ自動車戦、アイシンAW戦の2試合を3点差で惜敗。あと一本シュートが決まっていれば、トヨタ紡織と並んで今シーズンの台風の目となってもおかしくない戦いをしています。

 注目選手は日立ハイテク #25 石原愛子。1試合平均12.0得点、7.3リバウンドはともにチームトップ。本来はフォワードですが、インサイドでのリバウンドにも手を伸ばします。その積極性はシュートにも表れ、2PTS、3PTSともに隙あらばリングを狙います。昨シーズン後半のトヨタ自動車戦では、25得点を挙げる活躍で延長にもつれさせ、あと一歩のところまで追い詰める立役者となりました。
 対する羽田では、#15落合里泉。白鴎大出身のルーキーガードです。こちらは、石原を凌ぐ1試合平均14.57得点を挙げ、こちらもチームのスコアリーダーとなっています。大学3年、4年時には関東学生リーグを連覇した中心選手で、先日JX-ENEOS戦で31得点を挙げた富士通 #11篠崎澪(松蔭大卒)と大学で1,2を争う好選手でした。ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いも今後の見どころです。

 日立ハイテクが初勝利を挙げて「勝利へのリズム」をつかむのか? それとも、羽田が期待のルーキーの活躍で初白星をもぎ取るのか? どちらも負けられない一戦です。

(写真左・日立ハイテク #25 石原愛子選手/右・羽田 #15 落合里泉選手)

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