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第16回Wリーグ・プレビュー/シーズンに賭ける思い

前節は、富士通とデンソーが1勝1敗で星を分けたものの、JX-ENEOSがトヨタ紡織に手痛い黒星を喫したため、首位・富士通(15勝3敗)、2位・トヨタ自動車(15勝3敗)、3位・JX-ENEOS(13勝3敗)、4位・デンソー(14勝4敗)という、星ひとつで順位が大幅に入れ替わる大混戦が続いています。

今節の注目は、2位・トヨタ自動車vs4位・デンソーの好カード(1/31(土)ソルトアリーナ防府、2/1(日)キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター)です。

両チームとも4位以内につけているとはいえ、5位・シャンソン化粧品(11勝5敗)、6位・三菱電機(10勝6敗)と勝率は接近していますから、セミファイナル進出のボーダーラインを死守するためにはどちらも負けられません。
注目選手は、トヨタ自動車 #23 鈴木一実。10年目となる今シーズン、キャプテンに就任しました。インサイド・アウトサイドともこなす、トヨタ自動車の屋台骨を支えるベテランです。2008-9シーズンには全試合先発出場し1試合平均13.86得点という成績を収めましたが、その後はスタートと途中出場が半々。1試合当たり得点も一ケタのシーズンが続きましたが、今シーズンは全試合先発出場。1試合平均得点も10点を超え、キャプテンとしてチームを引っ張っています。
対するデンソーでは、 #11 吉田千沙。控えのフォワードですが、今シーズンは全試合に出場し1試合平均5.22得点。昨シーズンまでのキャリアアベレージが1試合平均2.23得点ですから、今シーズンは着実に結果を出してきています。

各選手が練習を積んで、試合でも得点を積み重ねていきます。ひとつひとつのプレーがその積み重ねの結果で、選手たちがシーズンに賭ける思いのあらわれです。その結果が、セミファイナル、ファイナル進出につながっていくのです。優勝を目指して各チームの各選手のシーズンに賭ける思いを、ぜひ会場でご確認ください。


(写真左・デンソー #11 吉田千沙選手/右・トヨタ自動車 #23 鈴木一実選手)

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