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女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.11

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渡嘉敷 来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)
 
Q:今回は遅れての代表合流でした。帰国する機内ではどんな気持ちでしたか?
──「やるぞ!」っていうより、不安な気持ちがありました。チームプレーを覚えなければならないと思っていたし、果してどこまでできるかなって……。
 
Q:合流後は、すぐに不安を解消できましたか?
──いや、「すぐに」とはいきませんでした。ただ、この不安な気持ちは想定内だったので、焦りはなかったというか、とにかくフォーメーションを覚えなければと思っていました
 
Q:不安な気持ちはあったものの、いつも通りの笑顔でコートに立ったわけですね?
──そうですね、フォーメーションとか「あれ、わかんない!?」なんて言いながら、いつものノリでプレーしていましたね(笑)間宮さんや吉田さんが、「合わせよう、合わせようと考え過ぎると返って良くない。こっちが合わせるからいいよ」って言ってもらえて気持ちが楽になりました。
 
Q:大会連覇に連続のMVP。どこが良かったのか、自己評価をお願いできますか?
──“絶対に勝たなきゃいけない”と思っていたし、直前までアメリカでプレーしていました。「アメリカで何してたんだ!?」って言われないように必死で、自分にプレッシャーを掛けていましたよ。
 
Q:そのプレッシャーを跳ね除けられたのは、やはりアメリカでプレーしたから?
──最高の舞台(WNBA)でプレーできたわけだから、アジアでは負けていられない、と。体の強さやテクニックなどはWNBAの方が上だろうと感じていましたから、あとは考え過ぎないこと。自分を信じてのプレーできたことと、チームのみんなやスタッフの方々に支えられた結果だと思います。
 
Q:シアトル・ストームのチームメイトやWNBAで対戦した選手でオリンピック出場が決まった選手はいますか?
──よくわからないですけど、アメリカ代表に入る選手はいるでしょうね。オリンピックでは、ぜひアメリカと対戦したいと思っています。1シーズンだけですけどアメリカでプレーしたので楽しみにしています。
 
Q:そのためにも今シーズンのWリーグで良いパフォーマンスを披露し、良い結果を得て出場したいですね?
──国内では勝つことが絶対条件ですけど、そこはあまりプレッシャーがないので大丈夫だと思います。ただ、ここ数シーズンは今まで以上にコンディションに気を配らなければならないと思っています。今まで以上にタフなシーズンが続きますから、体調管理をしっかりするのは自分の責任です。JX-ENEOSで連覇を果たし、個人的にも満足できるパフォーマンスをファンのみなさんに披露しますので、これからも応援よろしくお願いします!

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