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女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.12

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吉田 亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ #12)
 
Q:アジア選手権に臨むにあたって、キャプテンとして心掛けたことは?
──昨年はケガで日本代表を離れていたので、キャプテンは断るつもりでした。でも、内海ヘッドコーチとお話するうちに、「内海HCの思いに応えたい」と考えるようになったんです。キャプテンをやる以上、『覚悟と責任』は強く意識しました。若いチームなので積極的にコミュニケーションを取ろうと思いましたが、それ以外は何も……チームメイトが私を支えてくれましたし、そういう一体感があるチームでした。
 
Q:決勝の中国戦は、プレーをしていて「何かが違う」という感覚はありましたか?
──決勝戦は各選手とも、気持ちが前に出ていましたし、“絶対に勝ちたい!”“オリンピックに出たい!! ”という思いが強かった。大会期間中、ずっと前向きな気持ちでしたが、予選ラウンドは歯がゆい内容もありました。でも、どんな展開になっても「勝ち切れた」ことが良かったですね。それが最後に集中力につながり……。もちろん中国も勝ちたいと思っていたはずですが、日本チームの気持ちが上回ったんだと思います。
 
Q:オリンピック出場を決め、帰国後はメディアへの露出が増えました。テレビのインタビューなど慣れましたか?
──女子バスケがこんなに取り上げられたのは初めてかも知れませんし、(私も含めて)皆、慣れていませんから、もう少し時間がかかるかも知れません(笑)。今回の結果は自分たちで勝ち取ったものですから、これからもっともっとメディアに出て、日本のバスケをメジャーにしたいと思っています。バスケットボールの面白さや楽しさを知ってもらえるチャンスですから、「またバスケが観たい」そう思ってもらえるようなプレーをして、私たちがしっかり伝えていきます。今回だけで終わらせず、続けてオリンピックに出場できるように、Wリーグをもっと盛り上げなければいけないと思っています。
 
Q:「オリンピックでメダルを狙います!」と、力強くコメントするようになりましたが、それは自信もついたから?
──オリンピックに出場する以上、メダル狙わなければ日本代表にいる意味はありません。日本代表だからこそ、誇りと高い目標を持って挑まなければ、応援してくださるみなさんに失礼だと思います。やっとスタートラインに立てたので、ここから世界と戦えるようレベルアップを目指します。各選手が自分のチームに戻り、Wリーグで対戦する中で、さらに成長して来年のオリンピックにつなげることが大切です。オリンピックという、さらに高いレベルで戦うわけですから、みなさんの応援に感謝の気持ちを忘れず、もう一段“上”を目指します!
 
Q:余談ですが、ワールドカップラグビーで「ルーティン」という言葉が注目されています。「ルーティン」というか「ゲン担ぎ」はありますか?
──私の場合は試合時間から逆算して、同じタイミングで決まった行動をします。シャワーを浴びたり、体をほぐしたり……試合会場に向かうバスに乗ったら音楽を聴きながら同じ栄養ドリンクを飲んで、同じ飴を食べて、同じガムを噛んで(笑)。試合会場に着いたらテーピングは左から巻いてもらいますし、ソックスも左から。コートに入るのもいつも左足から、それに……
Q:ありがとうございました(笑)

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