Quantcast
Channel: |WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)公式サイト|
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1848

第17回Wリーグ・後半戦の展望〜OGの目・小畑亜章子さん

$
0
0
 全日本総合選手権はJX-ENEOSの優勝(3年連続20回目)で幕を閉じました。
 そして13年ぶりに行われたオールスターも盛況のうちに終了、いよいよ1/23(土)からはリーグ戦が再開、2次ラウンドがスタートします。
 本日から4日間は、リーグ後半戦の展望をOGに語っていただきます。
 第1回はデンソーOGの小畑亜章子さんです。
 
>>>>>>>>>>
 皇后杯のベスト4は現在のWリーグの成績と同様となり、優勝はJX-ENEOSの快勝 という形で幕を閉じました。
 余韻に浸る間もなくWリーグは1月23日から再開されます。1次ラウンドを終えた時点ではJX-ENEOSが少し抜けているようにも見えますが、シャンソン化粧品、富士通、デンソーが僅差で追いかけ、トヨタ自動車がこれ以上離されたくない展開になっている。セミファイナルに進出するためには、2次ラウンド1クールの戦いはどのチームも1勝でも多くしたいはずであり、同じチームに連敗しないことが絶対条件になってきます。
 
 これから始まる2次ラウンド以降で私が注目している選手は、現在5位と苦しい位置にいるトヨタ自動車の中で、喜びも苦しみも味わいここまでチームを牽引してきたベテランの久手堅笑美選手です。
 今シーズンはヘッドコーチが変わったことでチームスタイルも多少変わり、チームとしては若干苦しんでいるころもありますが、今まで築き上げてきたトヨタ自動車の足が動くディフェンスからのブレイク、パスワークからの3ポイント、そこを守りに来た時のドライブ、合わせる動きの精度をもう一度確立していけるかがポイントになるのではないかと思います。
 そのトヨタ自動車らしいバスケットボールを展開するには久手堅選手の力が必要不可欠。今年はチームスタイルの変更からプレータイムが落ちていますが、ポイントガードとして緩急のあるゲームコントロールを作り出し、状況を判断して苦しいときや点数が欲しいときには自らも3ポイントやドライブで点数を取りに行くこともできる。またディフェンスでも相手の隙をつくスティールは天下一品。ベテランのこれまでの経験に期待し、2次ラウンド以降の活躍に注目しています。
 
 各チームの勝敗が拮抗してくるとWリーグがより一層盛り上がりを見せてくる。どの試合も見ごたえのある試合が続きます。ぜひ会場で選手を間近に感じ、一体となって選手やチームを応援してください。
>>>>>>>>>>
 
 明日は第2回、JOMO(現JX-ENEOS)OGの大山妙子さんの展望をお届けします。
お楽しみに!!
 
(写真はトヨタ自動車 #25 久手堅笑美選手)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1848

Trending Articles