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第17回Wリーグ・後半戦の展望〜OGの目・大山妙子さん

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 後半戦のWリーグは1月23日から再開します。
 年初めのオールジャパン、圧倒的な強さで皇后杯を制したのは、やはり、JX-ENEOSでした。シーズン当初はまだコンディションも上がらず、前半戦にはシャンソン化粧品、富士通に黒星を期しましたが、それでも首位の18勝2敗をキープし、オールジャパン優勝から更に勢いに乗り8連覇を目指します。
 
 1リーグ制になって4シーズン目を迎えた今シーズン、レギュラーシーズンの1ラウンドでは11チームが総当たり2回戦を行い、更に2次ラウンドでは上位リーグとして、1次ラウンド上位5チームによる1回戦総当たり、下位リーグでは下位6チームが1回戦総当たりを行うという大会形式に変更になったのも、戦う上では計算も必要となる形式になっている部分は面白味がありそうです。また、今年はプレーオフの試合数も増加する等、コンディション面も大きく左右しそうな、精神面、体調管理にも特に気を配りながらの後半戦になりそうです。
 
 特に後半戦は、王者JX-ENEOSに対抗するチームがどれだけ出てくるのか?そこに続くのが現在リーグでは、16勝4敗と2位を走るシャンソン化粧品、15勝5敗の富士通、デンソー、13勝7敗のトヨタ自動車と続きます。
 そこで私が後半戦特に注目したい選手は、昨年のオリンピックアジア予選でも活躍を見せた、成長著しいシャンソン化粧品の本川紗奈生選手です。力強いドライブから得点をもぎ取ってくる強気なプレーは、周囲を引き付けること間違いありません。外角の3ポイント、ジャンプシュートに更なる磨きをかけ、後半戦でも大暴れして欲しいと思います。彼女の活躍無くしてシャンソン化粧品の上位進出はあり得ません。後半戦の活躍も期待します。
 そして、もう一人は15勝5敗と続く3位の富士通から、山本千夏選手をあげたいと思います。彼女もおそらく代表での活躍が期待される選手です。クイックモーションからの3ポント、ドライブとチームのポイントゲッターになれるように、オールジャパンで悔しい思いをした分、シーズンの後半は安定したプレーを期待したいと思います。
 
 今年はオリンピックイヤーということもあって、更なる盛り上がりを見せて欲しい女子バスケットボール界、Wリーグ後半戦も目が離せません。
 是非、会場に足を運んで生での観戦を楽しんでいただきたいと思います。

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明日は第3回、JOMO(現JX-ENEOS)OGの原田裕花さんの展望をお届けします。
お楽しみに!!
 
(写真左・シャンソン化粧品 #6 本川紗奈生選手/右・富士通 #15 山本千夏選手)

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